2011年10月27日

ググリグセ

私は、とにかく検索しまくるオンナです。

昔の職場で、上司が対応しきれなかったパソコンのトラブルを
お客様サポートなど使わずに、google先生とタッグを組み解決したときは、
上司にとても尊敬されてしまいました。

そんな私も、もともと「調べる」タイプの人間だったわけではないんですよ。

某パソコンスクールで、私は二人のMacの師匠に出会いました。
とにかく、夜中でも、私の可愛いMacに異変があると、そのお二人のどちらかに電話して、サポートしてもらってました。
その節は本当に本当にお世話になりました。感謝してますよ〜。

ある時は、夜中に車で駆けつけてくれて、朝までメンテナンスしてくれたっけ。
(プレゼンの前の日でした)

そんな心強い師匠二人ですが、必ず聞かれるのが

「(俺に聞く前に)ググったか?」

でした。

そこを曖昧にして「う、うん」などと言ってはいけないのです。
なんせ二人は師匠クラスなので、受けた質問が「インターネットでちょっと検索してみれば解決するか、しないか」くらい軽くお見通しなんです。

ぐぐる前にうっかり聞いてしまったなら、それはもう一度ググってから出直しなのです。

それで、事あるごとに「ググれ!」と言われ続け、ググるのを怠ると叱られ、
いまではすっかり「何かあったらgoogle先生」が浸透してしまいました。

昔は、わからないことがあったら、図書館まで足を運んで調べたり、
本屋で立ち読みしたり、本を買ったり、人に電話して聞いたり、
人などを介した方法が主流だったんでしょうね。
そう考えると少しさみしい気もします。

だけど、この「ググリグセ」は、本当に中毒になりますね。

しかも、自分が疑問に思うようなことは、たいてい他の誰かも疑問に思ってるんですね。
で、「ヤフー知恵袋」とか「教えてgoo」とかに投稿され、
ありがたいことに回答までついてるんですよね。

今や、辞書もいりませんものね。

最近、私がググった一例は
「水菜 日持ち」
「豆腐 水切り 簡単」
「自転車 タイヤ 空気 抜ける」
「インフルエンザ 予防接種 時期」
「焼きが回る 意味」
「出なくなったボールペン 復活」

これは、世間に出せる一例です。

ググリグセも程度があり、あんまりググってばかりだと
「自分で考える」チカラとか
「人に聞く」コミュニケーションのチカラが衰えてしまいそうですね。

google先生のご利用は、ほどほどに。 


べっぴんさんに、なるんやで

お米を炊く日は二度(いや、三度)オイシイのです。

炊きたてのご飯に勝るものなし!
で、とぎ汁は湯船に投入!
とぎ汁の底にたまった沈殿物(米ぬか)は、翌朝の洗顔で使用!

お米のとぎ汁で洗顔するようになってから、心なしかお肌がモッチリ。
たぶん気のせいだと思いますが。

「米ぬか美人」とも言いますので、(こんな商品があったような気がします)
おそらく米ぬか洗顔を続けていると美人になれるんだと思います。

美人への道は続く。

そうよ、私は裏紙製造機のオンナ

前の職場でのこと。

前の職場は、とにかく「おっちょこちょい」な人が多かった。
(ええ、そうです。私も類にもれず、おっちょこちょいです)

おっちょこちょいの皆さんなので、プリンターで印刷することひとつにしても
「あ!しまった!!!!」てなことが、とにかく多かったんです。

(その点においては私は慎重派なので、必ずプレビューで確認しますよ)

で、裏紙が次々に量産されるのです。
そのうち
「あ!また私、裏紙製造してしまった!」ということが日常に起こり、
いつしか
人々の間では印刷に失敗した人を

「裏紙製造機」

と呼ぶようになりました(笑)

正しい使い方は
「も〜、○○さん、また裏紙製造機ィ〜」
「私、また裏紙製造機になってしまった!」
などなど。

今、私はせっせと家で、裏紙を作ってます。
ミスプリントによる裏紙ではなく、「捨てられない裏が白い紙」による裏紙です。
一応、「外用」の恥ずかしくない裏紙と
「家用」の、折り込みチラシの裏を利用した裏紙があります。

ドロボーさん仕様

今、帰宅して、我ながら苦笑いしてしまいました。

今朝も嵐のような一日の始まりで、洗濯したのはいいけれど、干す時間がなさすぎる!(時間の管理能力、絶賛低下中)
「あ~ん、もう、いつもなら電車に乗ってる時間~(涙)」と思いながら、バッサバサと洗濯物を干しました。
(いつも、かなり早めに出勤してるので、今日くらいの時間でも余裕ではあるのですが)

で、アイロンかけたハンカチが今は皆無ということに気づき(相変わらず、アイロン待ちの人たちがいっぱい待ってる状態です)、先日実家から持ってきた衣類の山をドサっと床にぶちまけてみた。その山の中には、アイロンかけ済みのハンカチさんたちがいることを知っていたので。

それが、この有り様なわけです。

ドロボーさんも吃驚です。(←今、iPhoneで「びっくり」と入力したら、こんな漢字が出てきました。)

さ、とりあえず、これを片付けますね。
(写真にはハレンチなもの(下着など)は写ってないので、ご安心を)

2011年10月23日

魔法のスウィート

先日の日記にタイ料理が好きだと書きました。


私は去年、友人に

「なんでも一瞬でタイ料理になる」

技を伝授してもらいました。


本当に一瞬なんです。
かけるだけ。
混ぜるだけ。

その魔法をかけてしまうのが、このスウィートチリソース様です。

以来、ハマってます。
先週の金曜日にその友人から

「もずくに大根を短冊切りにしたものも合うし、さらにそれにスウィートチリソースもイケる」

との情報を得ました!

もずくにスウィートチリソース!
こ、こわい!(笑)

でも、これがもしホンマにイケるなら、私の世界は広がることになります。新しい境地です。

実は今夜さっそく、もずくにスウィートチリソースをかけてみようとしたんですが、ごめんなさい!
どうしても、まだ勇気が出ないです。

いきなりドバッといくのは、やはりこわいので、近々、スプーンひとさじのもずくにスウィートチリソースをかけて試してみます。

今夜は初めて豆腐にスウィートチリソースかけてみました。
めちゃめちゃ美味しかったですよ!

三十女のたんこぶ事情

昨日、押し入れの天袋にしまってある毛布を出そうとした時のこと。

手前の段ボール動かしたら、段ボールの上に私は食器を置いていたらしく
なんと食器が降ってきた。

しかもお皿一枚とかのレベルじゃないですよ。
一枚一枚新聞紙や梱包材にくるみ、それをまとめて袋に入れていた、まさにそれが降ってきたんです。

「あーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」と思った瞬間、
それは私のおでこを直撃し、
床に落ち

「ガシャン!」

だか

「バリバリン!」

だか言いました。
あんまり聞きたくない音。

ズキズキするおでこを押さえながら、その食器を確認すると見事に三枚ほどのお皿が粉々になってました。
ショックすぎて呆然としてしまった。

しかも、この年になっておでこに、たんこぶ。
たんこぶ オン ザ おでこ。


写真は奇跡的に助かった食器たち。

割れたのが食器だけで済んで良かった。
頭が割れなくて、ホントに良かった(涙)

成長中

今年の4月に投稿した日記で紹介したトラベラーズノート。

順調に成長中です。
傷とかシミとか、いい感じになじんできました。

ミンクオイルやラナパーなどでお手入れする方法もあるようですが、
とりあえず自然にまかせて育ててみようと思います。

雨で濡れて半泣きになったこともありました。
ペンホルダーを自作しようと苦戦したこともありました。

時間の経過とともに愛着は加速する一方です。
ラブ。

私がブレーカーを落とす日

私が勤めている会社には、各階に給湯室があります。
そこには、二台のポットが設置してあります。
ランチタイムには二台のポットがフル稼働してます。

その給湯室には貼り紙がしてあります。

「二台を一度に沸騰させている時に、電子レンジを使用するとブレーカーが落ちます。
沸騰中にレンジを使う時は、必ずポットの電源を抜いてからレンジを使用してください。」

むむむ、高度やな。

これ、仮にうっかりブレーカー落としてしまったら、そのフロアの電気が一斉にオフになってしまうのではないでしょうか。
そうなると、もしもパソコンで大切な作業をしている人がいて、保存してなかったりしたら、大変なことになってしまうのではないでしょうか。

「万が一ブレーカーを落としてしまった場合はこちらまで連絡を」という貼り紙まである。

トイレの非常ボタンは、最近慣れてきて(最初は押しそうになり危なかったですが)、緊張がひとつ減ったのに、
また緊張が増えました。

トイレの非常ボタンを押すこと以上に、フロアのブレーカーを落としてしまうことの方がはるかにリスク高いです。
ランチタイムはだいたいレンジ使うので、ちゃんと指さし確認しようと思います。

説明したがる女

先月、燃えないゴミを捨てようと、ゴミの準備をしていた時のことです。

9月だったか、うっかり冷蔵庫のチルド室の真下で冷やしていた炭酸水の缶が破裂したんですよ。

その時は夜中で、「なんかキッチンで音がした!」とあわてて飛び起き、キョロキョロ。
でも、なにも変わった様子がない。
で、朝起きて牛乳飲もうと、冷蔵庫開けたら、冷蔵室ビチャビチャ。
なに~~~~~~!?
というわけで、昨夜の奇妙な音は、炭酸水が冷蔵庫で爆発した音だったんだと判明しました。

本題に戻りますが、その破裂した缶を捨てようとした時のことです。

缶が裂けて、かなり危険な状態になっているので、普通に「燃えないゴミ」のコンテナに入れたら危ない。
うちの地域では、刃物や割れものなど危険なものは、新聞紙などにくるみ、「危険」などと書いて、燃えないゴミとして出します。
そのルールに倣って、使用済みの封筒に「危険」と書いたものの、ちょっと気になってしまった。

「危険」だけ書いてたら、何がどう危険なのかわからず、ゴミ回収の人は不安にならないか!?
触れたら爆発するとか、
めちゃめちゃ鋭利なものが入っていて触る時に要注意とか、心配にならないかと。

なので、何が危険なのかを、さらに書いてみる。
「欠けた缶」 「危険」と。

さらに、欠けた缶が欠けた理由も必要か!?と心配しすぎ、その理由まで書こうとした私。
「破裂したため」と。

いや、まて。
そんなに理由が必要ですか?

なんか、どこまでも説明を書こうとしている私って、ちょっとヘンじゃないでしょうか。
というわけで、「破裂したため」という一文を書くのをぐっとこらえました。
こんな私、やっぱりちょっとヘンだ(笑)

たかだか、燃えないゴミを捨てることひとつ取っても、ああ大変だ。

2011年10月21日

平日のお休み

今日は、カンパニーデイというやつで、
実は仕事が休みなのです。

平日の休みは、たぶんちょっと特別で
本当は週末に味わえないものを味わえる日だったのに
私は、ちょっともったいない過ごし方をしてしまったかもしれないです。

でも、今日は思いがけず、とびきり嬉しいことがあったのでした。
それはまた機会があったら書こうと思います。


昨日のランチは、会社のお姉さんたちと、大っ好きなタイ料理。
甘くて
酸っぱくて
しょっぱくて
辛い。
このブレンドされた風味が、めちゃくちゃ好きなんです、タイ料理の。

あ~幸せ。

2011年10月19日

感謝の気持ちは自分を幸せにする

家の近くの海まで夕焼けを見に行った時のこと。

日が沈んで、「さあ、帰ろか」と歩きはじめた時、ひと組の家族が楽しそうにしているのが目に入りました。
さっきまで、子どもたちが波打ち際でキャッキャと遊んでいた家族だな。

体育会系っぽいお父さん(私と同世代くらい)と、小学1年生くらいの長男と、幼稚園児くらいの次男、そしてお母さんと、お母さんに抱っこされてる赤ちゃん。
「いいな~、家族で夕焼け見に来れるなんて、うらやましいな~」と思いながら、その家族の横を通りかかった時のことでした。

「海に挨拶!」という凛々しい声が聞こえてきました。
声の主は、さっきの体育会系のお父さん。

「ふざけてるのかな」と思いながらも気になってチラチラ見てたら、
お父さんをはじめとして、長男と次男が「気をつけ!」の姿勢で海に向かってる。

そしてお父さんが、こう言いました。

「今日も遊ばせていただいて、ありがとうございました!」

それに続いて子どもたちが

「ありがとうございました!」

そのあと

父「明日もどうぞよろしくお願いいたします!」
子「よろしくお願いいたします!」

と言って、海に礼してました。

ヤバい。
ちょっと胸が熱くなってしもた。

私はこの海で、どこまでも広がる空とか、浮かんでる雲とか、沈む夕日とか見て癒されてます。
波の音も心がほどけていくし、潮の香りも心にしみる。

もれなく海に感謝の気持ちを抱いた私も「今日も癒していただいて、ありがとうございました!」と心の中でつぶやいてみました。

そうやって、仲良さそうに帰るその家族を見てると、なんだか泣きそうになりました。
海と夕暮れと幸せな家族。
自然にチカラをいっぱいもらって、
自然と共存して、私たちは生きてるんだな。

体育会系のお父さんのおかげで「感謝する」ことの大切さを、改めて実感できた気がする。
感謝の気持ちが湧いたあとは、スーッと気持ちがやわらかくなってる。

私は些細なことでイラっとしたり、カチンときたりすることも多いのだけど(反省)、感謝した途端に、ちょっとだけ自分の世界が変わるような気がした。
イラっとしたら、感謝してる人とか最近感謝したことなんかを思い出してみるといいかもしれない。

写真は、家族と私に感謝された、その海。

頑張れ、サラリーメン!

今日、仕事が終わってから自宅近くのスーパーの前を通りかかったのです。

スーパーの入り口には、わらわらと行列。
ああ、今日は夕方から玉子が安売りなんだな。
行列してる人たちは、某スーパーの安売り玉子の整理券をもらうために並んでいるのです。

並んでいるのは、主婦らしき女性(若い人も年配の人も)とか、定年したような年配の男性が多いのですが、なんと今日は、その行列にサラリーマンらしき人の姿もありました!たった今、列の最後尾に並ぼうとしている模様の。
お勤め帰りに、最後のお仕事ですか。
本当にごくろうさまです!

もし今の私が、仕事帰りにスーパーの安売り玉子買うために行列することを命じられたら、丁重にお断りすると思います。
もちろんサラリーマンたちも、お断りできる状況なら喜んで(?)お断りすると思いますが。
仕事終わって、ヨレヨレになってる私には、60円の値引きのために行列はできません…。

がんばれ!日本のサラリーメン!(←複数形ね)

2011年10月17日

もずくDays

しつこいくらい、もずくが好きです。

冷蔵庫のもずくが残り少なくなると、ちょっと不安になります。
一回の買い出しで買う、もずくの量が1パックから2パックに増えました。
(3パック買うこともあります)

トッピングの大葉も買い出しリストの必須アイテムに殿堂入りしました。

実は密かに、
そのうち私は、人が一生のうちに消費するもずく量の平均を超えてしまうのではないかと思っています。

舞台裏

今年の夏のこと。
伯母が私の部屋を訪れ、冷蔵庫にならんだ玉子を見て
「この子、ちゃんと玉子に日付け書いてる(笑)」と笑いました。

何を隠そう、私は玉子かけご飯が大好きなので、玉子を生で食べられる期限を正確に把握しておく必要が、どうしてもあるんです。

2011年10月16日

リコピンだもの

トマトが高すぎて買う勇気がなかった私は、スーパーの片隅で泣きたくなった。

プチトマトも、たったあれだけの量であの値段はちょっとあり得ない。(今の私の財政的に)

代わりに、そこそこ安かった人参さんからリコピンパワーをいただきたいと思います。

リベンジ

ポケットティッシュは、
私にとって、買うものではなく

「もらうもの」

でした。
長らく。

街頭で配ってるティッシュを何となくもらってるだけでも、使い切れないくらい貯まってましたから。
最近は街頭でもらう機会が減ったのか、かなり久しぶりにポケットティッシュを買いました。

基本、出かける時にはハンカチ忘れないようにしますが、もし万が一忘れた場合、このティッシュの謳い文句を私は信じてもいいのでしょうか。

顔中、ティッシュのクズが貼りついた残念な感じにはなりませんか?

期待。

じゃりん子でも、なんでも

私は「ちえ」と言います。

子どもの頃からの呼び名はもっぱら「ちえちゃん」です。

ある時、ちょっと面白い現象に気づきました。
それは、中学~高校の頃です。
男子が発音する「ちえちゃん」と
女子が発音する「ちえちゃん」が違うことに。

関西の人が呼ぶ「ちえちゃん」と、関東の人が呼ぶ「ちえちゃん」くらい違うんです。

(※当時の女子が発音していた「ちえちゃん」は関東タイプ。ややこしくてすみません)

前者の「ちえちゃん」は、
そうです、
じゃりん子チエちゃんの「ちえちゃん」と同じ発音なのです。


なぜか今、私の周りではもっぱら関東式「ちえちゃん」が盛んです。
ナニワ方式の「ちえちゃん」は、もはやレア。


それにしても、この年になっても自分のことを「ちゃん」付けで読んでくれる人は大切にしたいものです。

うかつ

ある朝。
駅までダッシュして、汗だくになり、ハンカチ忘れたことに気づき、ティッシュで汗拭いて、電車の中で念のため鏡見たら、ティッシュのクズが顔中に貼りついてました。
 女子力、急降下中です。

非常に残念ですが、ティッシュは、こういう時の救世主にはなってくれないようです。

※写真は、そのティッシュ様。
亡き母から譲りうけたドット柄の可愛いひと。

2011年10月15日

前を向いて進むべし

この間、目の前にショベルカー(らしきもの)がデーンと現れました。

いつも利用する駅は、今、高架にするために工事してるんです。
駅までダッシュして、「ふ~、いつもの電車に間に合う~」と安心した時、目の前にショベルカーがいました。
オレンジの。

そのショベルカーに貼ってあった貼り紙に目が留まりました。

「バック禁止、前進のみ」

の文字が。


その時、軽いフラッシュバック。
「バック禁止、前進のみ」

そう、あれは15年前のこと。
人生で私が一番初めに滞在した外国、マカオでのこと。

とても小さな町で、車で半日もあればマカオという国を一周できるとか、ガイドさんが言ってたような。(うろ覚えです)

初めての海外旅行に、見るものすべてが新鮮。
土埃と茶色いレンガの町、ってイメージ。

あんまり舗装されてない道路に、ちょいちょい停まってる車。
見おぼえがあるような、ないような。
ガイドさんによると、日本の中古車がマカオで走っているとのことでした。
でも、ちょっと違和感。
なにが違和感なのか気づかないくらいの、些細な違和感。

停まってる車には、どれもバックミラーがないんです。
そのあとのガイドさんの一言が衝撃でした。

「マカオの人たちは、バックをしないのでバックミラーがいらないんです。前進しかしません」

おおおおおお、カルチャーショック。
前しか見ない。
過去は見ないんですね。あるのは未来のみ。前進あるのみ。
かっこい~~~~~~~~(違

しかもそれだけじゃない。
路駐するときは、(縦列駐車ね)、まず前の車めがけて軽く追突。で、バックして(←ここだけバック使うのか!)後ろの車に軽く追突。
で、自分の車が停められるスペース確保、一丁上がり。

えええええ。
日本でそんなことしたら、けっこうな問題ですが。

マカオの人たちのゆるい器質を垣間見たような気がしました。
今はどうか、わかりません。なんせ15年も前のことですから。

「バック禁止、前進のみ」は、なんだかちょっと共感できるところがあり、人ごとではないような気もする今日このごろです。

2011年10月6日

敬愛なるスティーブ様

あなたが亡くなったニュースを知り、とても驚きました。
ここ数年、体を悪くされ、とても痩せておられたので心配していました。
あなたが、この世界からいなくなってしまったことは、私にとっても寂しく、悲しいことです。

私があなた(の製品)に一目惚れしたのは、16年前のことです。
遊び心をふんだんに盛り込んだあなたのマシンに私はすぐに夢中になりました。

本当ならば、ピアノを練習しないといけない時間でも、あなたが世に送り出したマシンの前で、私は何時間もイラストを描きました。(当時はペンタブレットの存在を知らなかったので、マウスでぐちゃぐちゃのイラストを描いていました。)

あなたが、ボンダイブルーと名づけたあのマシンのことも忘れられません。
私は偶然にも、あなたが名づけたあとに、オーストラリアのボンダイビーチを訪れました。
あなたが愛機に名づけた海の青は、とても鮮やかで印象的でした。あの青をあなたも目を細めながら眺めたのでしょうか。

思えば、私が人生の進路を大きく変えたのは、16年前の、あなたの製品との出会いがあったからです。


あなたという存在は、もうこの世界から見えなくなってしまいましたが、あなたが残した宝物たちは、これからもずっと私たちや私たちの後に続く世代の人たちに大切にされ、存在し続けると思います。(そう願います。)
もちろん、あなたの存在も、私たちの心にずっと刻みつけられていくと思います。

これまで、たくさんの驚きとユーモアとハッピーをありがとうございました。あなたと同じ時代を生きられたことは幸運でした。
また、いつかどこかで出会えたら、それもまた楽しいですね。

もしかしたら、今も空の上でワクワクするようなアイディアを繰り広げているかもしれないあなたのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。