2012年12月28日

そんな私の湯たんぽ計画

この冬は出だしからいきなり寒くて私を怯えさせました。

そんな私にはもはやレンジでゆたぽんでは追いつかず、本気の湯たんぽを導入しました。

この湯たんぽを購入するためにレジで順番を待っていた時、うしろで誰かが「まあ!懐かしい!」と言いました。

振り返ると私のすぐ後ろに並んでいた優しそうなおばさまが「これ、私のおばあさんが使っていたんですよ。懐かしいわあ。」と目を細めて立っていた。
「若い人もこういうものを使うんですね。低音やけどに気をつけてね」と微笑みながら、私に言った。
私は思わず「はじめてなもので、どうやって使うのかいまいちわからないんですけどね(汗)」と答えた。

そして、毎日恐る恐る、使っているのだ。
日に日に、湯たんぽを扱うミトンが増え、
お湯を注ぐためのステンレスのジョウゴが増え、私の湯たんぽライフは鮮やかさを増しているのである。

そしてまた、この本気の湯たんぽは布団に入れると大変ぬくいのである。
ほかほかで極上の世界へ誘われる私。

本当は寝る時には布団から出したほうがいいのだろうけど、あまりにもほかほかしているので出すのがもったいなく、足元で湯たんぽがゴツゴツしている。
それが寝苦しくて、たぶん私は毎日うなされている。

湯たんぽカバーの上からバスタオルでくるんでみたけど、まだまだゴツゴツしている。

そういえば最近やっと、湯たんぽのなかのお湯を出し切るテクを身につけ始めた。

暴ing 暴shock

タイトルは「ぼういん ぼうしょく」と読みます。
暴飲暴食です。

ここのところ忘年会やら外食が続いていて、食が乱れています。
食べすぎたら体が重くなり、翌朝とてもしんどいです。
今日、試着室で鏡に映った自分のお腹まわりを見て落ち込みました。
こんなになってたとは…。
運動してないから、食べ過ぎた分だけ、
ちゃんとお肉になってる(涙)

来年は、
食を今年よりもう少し丁寧にして、
睡眠のリズムももう少しきちんとして、
運動も今年より頑張ろう。

シンプルに、まずはこの三本柱を丁寧にする。

とりあえず、前から欲しかったアロハのヨガマットバッグと、ヨガマットを新調しました。これで頑張るか?!私。

2012年12月21日

アナログ回帰

この間、会社の休み時間に、友人と韓国料理のお店にランチへ行った。
彼女とは短大で知り合い、最後に会ってから10年近くが経っていた。
実はお互い、徒歩数十秒圏内で働いていたのだった。

お互い、普段ランチに行くお店もかなりかぶっていて、笑えた。
その二人ともが行ったことなくて、しかも気になっていた韓国料理のお店に、行ったのだった。

彼女との10年ぶりの再会に私は心が踊り、ドキドキしすぎて変なテンションになった。
そして10年ぶりの再会にお互い「変わってないね」と笑ったのだった。
彼女も変わっていなかったのだけれど、雰囲気がすごく大人の女性になっていて、私は内心ドギマギしたのであった。(いや、私たち、もう充分に大人の年齢なのですが・・・)

その韓国料理のお店は、メニューがiPadだった。
私は10年ぶりの変なテンションで、とても落ち着きがなかっただろうと思う。
それに加えてメニューがiPad。
どれだけメニューをいじって見てみても、私、なんか全然わからない(笑)
むしろ、Appleに興味のない友人のほうが落ち着いて操作をしている。

私は、なんだかもう、最新のツールには、ちょっとずつついていけなくなってきた自分に
ここのところ内心ホッとしている。
もう頑張らんでええんやな、的な。
朝から晩まで画面を見るのにもちょっと疲れてきて、その反動なのか、やたらと「紙」を求めてしまう。 「打つ」より「書き」たい。

ああ、あんなにデジタル大好き人間だったのに。

とかなんとか言いながらもiPhoneが便利すぎて、大好きすぎて、頭おかしくなりそうなんですけど。

ちなみにそのお店はレジも完全にiPadだった。
降参。

2012年12月8日

くじけないで

おかしい。
何かがおかしい。

12月初旬は、こんなに寒くないはずだったのに。
去年の12月はなんとなく余裕で、「もしかしたら私、寒さに強くなったのかも」と勘違いをしていた。
そして2月頃には本領を発揮した「冬」さんにボコボコにされたのであった。
毎年こんな感じのサイクルなのに。

なのに今年は、すでにもう無理っぽい。

出鼻をいとも簡単にくじかれて、今年の冬を私は乗り切れるのだろうか。

それにしても2℃て。

2012年11月13日

それは無理

食品のパッケージに記載されている賞味期限、もしくは消費期限は、あくまでも開封する前、という前提だということをあなたは知っていましたか?

ご存知ですよね、たぶん。

私も、ほんのり知っていたのですが、あんまり気にしていませんでした。

半年前くらいに買った、イチゴジャム。
ひとりだから、このくらいでいいかと、1番小さなサイズの瓶を買った。

それからすぐに、愛すべき私の伯母に手作りのイチジクジャムとブドウのジャムをもらった。

そのあと、私が購入したイチゴジャムは、可哀想なことに、冷蔵庫の奥に移動させられていた。

このあいだ、ふとイチゴジャムの存在思い出して、冷蔵庫の奥からガサゴソ取り出し、安否を確かめる。

見た目、無事。
におい、無事。
カビ、無し。

でもジャムの瓶に、こう記載されていたのです。

「開封後は3週間以内にお召し上がりください」

無理でしょう。

ひとりだもの、3週間以内にお召し上がりなんて、無理だよ。
いや、毎日毎日、朝の食パンにイチゴジャムを乗せたら、3週間でクリアできるかも。

んん、悩ましい。

そして、3週間どころか、半年が過ぎたこのイチゴジャムをどうしよう。

写真は、それとは別に伯母が作ったイチゴジャム。


2012年9月2日

海のある町

私の暮らす町には、小さな海があります。
海から私が住んでいるアパートは歩いて20分ほどで、家の近くでは時々、浜風に乗ってきた潮の香りが鼻をかすめ、胸がキュンとなります。

私の暮らす町は、夕方になると「夕焼け小焼け」のメロディーが流れる、やさしい町です。

この町で私は、少しずつ元気になってきたかもしれない。

そして私は、この町を離れようと考えています。

もう少し海の近くで暮らそうと思っています。

そこは、もう少し大きな海があり、大きな船や小さな船が行き交い、汽笛も聴こえます。

風が涼しくなり、コオロギや鈴虫の鳴き声が聴こえます。静かな夕方、大好きな場所で。

虫の話

もうずっと前から、調子がよくない私の自転車。

タイヤに空気を入れても、何度か乗るとしぼんでる。

素人目にはパンクをしている様子はなく、まあタイヤにヒビが入ってるのかもしれないけど、空気が入るし、気にしなかった。

いよいよ、空気を入れて抜けるまでの間が短くなり、重い腰を上げてとりあえずGoogle先生。

そして、可能性のひとつ、虫ゴムの劣化が浮上。

ふむ、タイヤを交換するのはちょっと懐が痛むので、とりあえず虫ゴム替えてみよう。
向かった先のホームセンターで虫ゴムと自転車の空気入れ、お買い上げ。

空気入れは、足で入れるタイプのものを購入。ホームセンターに行くまでに後輪がガタンガタンいってて恐かったので、買ったそばからホームセンターの駐輪場で空気入れのパッケージを開ける。

後輪のバルブ?にセット。
カスッ、カスッ…。
あ、あれ?

空気入れの使い方が分からず、パッケージ見ても説明なくて、オロオロ。

そんな私を隣で見ていた見知らぬおじさま。
視線を感じ、さらにあわてる私。

おじさまが「それ、わかります?」

わたし「! (なんて答えようか一瞬迷う」「あ、これ初めてなんで、ちょっと…」

おじさまは、にこやかに私の手から空気入れを受け取り、やさしい説明で教えてくれた。ああ、最初はそうやってセットするんですね。

何度もお礼を言い、実際に空気が入った瞬間、私笑顔。おじさまも笑顔。

心温まる。

で、家に帰って、虫ゴムを取り出す。
ふむ、水につけて空気を抜くんですね。

で、タイヤのナット?をはずす。
不安になりながらも、はずす。

プッシューーーーーー!!!!!!

タイヤの空気が一気に全部抜けて、私も腰を抜かす。

こんなことして、ほんまに大丈夫なんやろか。ちゃんと元に戻せるんやろか。

そして私の脳裏には、元に戻せず、タイヤの空気が全部抜けた自転車を押して自転車屋へ向かう哀しい姿。

いやいや、とりあえずがんばろうと思い直し、自転車についているハズの虫ゴムを探すが、見つからない。

あれ?
もしかしてこれも外すの?
いや、それは本体らしく、外れない模様。

そして、虫ゴムパッケージの、申し訳程度の説明書きを読む。

虫ゴムがついてるタイプのと、虫ゴムなし?のタイプがあるとのこと。
虫ゴムなしのタイプには(当然のことながら)使用できません、と。

ガーーーーーン。
まさしく私のチャリは、使用できません、のほう。

そして私はすぐにあきらめ、またナットやらバルブやらを装着し、プシュプシュと空気を入れましたとさ。

それにしてもフットタイプの空気入れは、かなり楽チンです。

2012年8月21日

夕焼けが好きで。

そういえば私は、いつから空を見上げるようになったんだろう。
二十歳の頃、仕事帰りはビューンとスクーター飛ばして、海に沈む夕日を眺めた。
25歳のオーストラリアでは、どの町に着いても必ず夕焼け空を見上げた。


数年前私は、仕事の帰り道に、ものすごい空に出会った。
それは夕暮れで、空一面の雲が真っ赤に燃えていた。
海のすぐ近くだったので、見晴らしが良くて、空ぜんぶが燃えるような赤から青や紫が混ざってグラデーションになっていく様はため息がでるほどだった。

「夕焼け小焼けで日がくれて」という歌があるけれど、あの時見た空は「大焼け」というらしい。

それから私は、またあの大焼けを見たくて、大焼けになる条件を調べた。すごく詳しい人がいて、大焼けになりやすいのは、雨上がりの夕方だと教えてもらった。
光が反射するための薄雲と、チリが洗い流された澄んだ空が良いらしい。

だけど私は未だにあの時のような空には出会えていない。

夕焼け時は、できる限り近くの海を散歩するようになった。
教えてもらった条件にあてはまる時も時々あるけれど、それほど空は燃えない。

あの時の空を見た私は「この世の終わりって、こんな感じなのかな」と思った。この世界が燃えてなくなる時の空。

ある時、誰かがそんな私に
「世界の終わりじゃなくて、始まりかもしれないよ」と言った。

終わりより、
始まりって、なんだかいいな。

今日は、ふと外に出たら空一面ピンクで見とれた。ずっとずっと空を見てた。

今日の空と、おとといの空。


2012年8月19日

実在

なぜだかわからないけれど、
ふと頭に浮かんだこのフレーズ。


コネチカット


なんで頭に浮かんだのかもわからないし、そもそも私はコネチカットが何なのかもわからない。

コネチカット?
CMで耳にしたのか?
「こちら側のどこからでも切れます」みたいな画期的なカット法?
はたまた私が脳内で作り上げた?


そのままスルーできずにGoogle先生にたずねてみた。

コネチカットは、自分の脳内で作り上げたフレーズでもなんでもなく、アメリカの州のひとつでしたとさ。
私、生まれてこのかたコネチカット州を今まで知らなかったです。
それにしても、どこでこのフレーズを耳に(目に)したのかも、さっぱり見当がつきません。

2012年8月11日

待ち合わせはビッグマンで。

ローカルネタですみません。
関西に住んでる人くらいしかわからないであろう話題です。

大阪の梅田で待ち合わせをする時の、待ち合わせ場所ナンバーワンは

ビッグマン前

だと思います。


関西圏ではない方にビッグマンの説明。

阪急電車の梅田駅1階中央コンコース階下の紀伊国屋書店梅田本店に隣接している「大型液晶ビジョン」の名称です。

ビッグマンからは阪急電車はもちろん、JRにもアクセスしやすいことから、待ち合わせ場所としてよく利用されます。

私が梅田へ行くようになった10代の頃から、ビッグマン前での待ち合わせがメジャーでした。

しかし、「梅田で待ち合わせする?じゃあビッグマンで」という人があまりに多くて、もはやビッグマン前は待ち合わせ場所としてのキャパシティを完全に超えてしまってます。

ビッグマン前で待ち合わせをしようものなら、定刻通りにお互いが来ていても、すぐにお互いを発見できる可能性は低く、人ごみの中でさらに携帯電話で「ビッグマン前にいるんだけど、どこにいる?」と連絡を取り合わないといけないことも。

そんなややこしい手順を踏まないといけないとは、待ち合わせ場所として機能しているのか疑わしくもある。

まあ、「ビッグマン」と言えば関西に住んでいる人ならたいていたどりつけるくらい有名なので、別の場所を指定して「え?そこまではどうやって行けばいいの?」となるよりは、とりあえずビッグマンまで来れたら会えるでしょうということなのだろう。

ちなみに私の友人は、ビッグマンのことを「ビックバン」だと思っています。「ビッグバンじゃなくてビッグマンだよ」と教えても、次に会う時は「ビッグバン」に戻ってます。

宇宙のはじまりですから、ビッグバン。


2012年8月9日

泣いてもいいよ

仕事でちょっぴりツラくなった帰り道。
ふと、さだまさしの、この歌を聴きたくなり電車の中で、iPodオン。
流れてくる、詩を朗読してるみたいなおだやかな声に、思わず涙がポロリン、とこぼれそうになる。
あわててOFF。

まっさん、不意討ち。あぶなかった。

この、風に立つライオン、は
合唱で練習した時に初めて聴いた歌。
合唱中にも私は、さだまさしが綴ったこの歌詞に感動し(しかも歌のストーリーは実話)、涙を流しながら歌っていたのだった。
本番でもなく練習の段階だったのに。
早くも感極まりすぎ。

ダイナミックな自然をいとも簡単に想像させる歌詞と優しいメロディー。
そして、語りかけてくるような声。

聴いているだけで、生きていることにただただ感謝をしたくなる。
クヨクヨ、イジイジしてる自分が、ちっぽけに思えるこの歌は、私にとっての、いのちの歌です。

2012年8月7日

夏だもの

最近、ちょっと足をのばして海水浴場に行きました。
(※泳ぎません)

オフシーズンは、漁師のおっちゃんが語らっていることもある浜辺。
今はカラフルなパラソルの花、花、花。

ふうん、と思いながらあとにして、数日後。

ふと、観たくなった映画を検索してみた。
 「海の家のピアニスト」と。

一瞬、自分の間違いに気づかない。

それでもグーグル大先生は、さすがですね。
ちゃんと正解をはじき出していました。

「海の上のピアニスト」と。

そう、それ。
参りました。


海の家のピアニストは、なんだか親近感ありまくり。

2012年8月3日

ヨギーニ

私は、好きなヨガの先生が今、3人います。
私が初めてヨガをしたのが、そのうちのおふたりの教室で、そのおふたりにヨガを最初に教えてもらったことが、しみじみと良かったなあと思う。

最近出会った先生は、また違うキャラクターで、モンチッチみたいな人。
私はたぶん、こういう人に憧れているんだと思う。

そのモンチッチ先生は、どんどんチャレンジさせてくれる先生で、三点倒立なんかも教えてくれようとする。

その三点倒立が、腰の悪い私にはまだこわくてこわくて。
海の砂浜で、やんちゃな少年みたいにキャッキャと倒立してはしゃぐ先生(注:女性です)を見てると、なんだか幸せな気持ちになってしまう。

ヨガに限らず、跳び箱でもなんでもそうだと思うけど、「出来ない」と思いながらやると、絶対に出来ない。
だから私は三点倒立が今、絶対にできない。

もっともっとヨガと私が近づいた時に、もしかしたらふと、できるようになるのかもしれないし、それでもできないままなのかもしれないけど。

からだとこころをやわらかに、気持ち良く生きていけたらしあわせだなあと思う最近の私です。

がんばった、がんばった

ここ最近は、仕事中に

ひとり脳内パニック

が続いておりました。

仕事が集中して、慌てっぷりハンパない私。おそらく、それほどパニックになるような内容の業務ではないのです。私は特性上、いろんな情報が並列に進行すると、脳内の情報処理システムがショートします。

この数日は夢にまで出てきました。
毎日仕事が終わると、フラフラしながら帰宅し、暑さでさらにノックダウン。

そして、それらのめまぐるしい業務が昨日、ひと段落ついた。
今日の私は腑抜け状態で、眠くて、脱力してました。ずっと気が張ってたんだなあと再認識。

仕事のやりかたをもう少し工夫しないと、今後めまぐるしい波を越えるのがキツい。

今朝は脱力してヨロヨロとしながら、返さないといけない本を持って、出勤前に図書館へ行ったのだった。
まだ開館前なので、返却ポストに、ごとんごとんと本を入れる。本を入れる時に指を挟んで「ぎゃあ!」となる。なにやってんだ。

で、ヨロヨロしながら出勤。

仕事終わって携帯チェックしたら、留守電あり。
私、返す図書館を間違えていたようでした。別の市の図書館のポストに本を投函された(本来返すべき)図書館の職員の方が慌てて電話をかけてくださったのだった。

なにやってんだ、ほんとうに。

がんばったもんな、ここ数週間。
よくやったよと、むしろ自分を褒めはじめる私。

そんな私は、ひょんなことから今、
炭坑節を練習してます。楽しいです。リズム感は目を覆いたくなるくらいで、いつのまにか自分アレンジになってしまうのですけど。

ベジタブルライフ

ベジタリアンでもないのに、
ベジタリアンな食生活の私。

お肉大好きなのに、
一日三食ベジタブル山盛り。

独りになってからは、魚や肉を料理するのが、ひどく面倒くさくなり、あれほど欲していた肉を、そういえばあんまり食べていない。

私の強い味方のル・クルーゼ師匠も、野菜を入れて、ほんの少し水分足して蓋してちょっとだけ火にかけたら、しみじみするほど美味しい蒸し野菜を作ってくれます。芋類が、かなりいい仕事をします。甘さが格段にアップしている気がする。

最近はキッチンに立つと、温度計が35度を記録します。わが家は連日記録的猛暑日です。
一分足りとも火を使いたくない。
一分でも早く料理を終えたい。

そんな私のベジタブルライフ。

会社の給湯室で時々顔を合わせる男性は、毎日鍋をして野菜を山盛り摂っているそうです。
しかも彼はマイまな板とマイナイフを持参していて、リンゴやらオレンジを切っています。給湯室で。
そんな彼もベジタブルライフに近いニオイがします。

そういえば先日の人間ドックで骨密度が100%を超えていて褒められました。
思いがけない、ベジタブルライフの
副産物。

2012年7月27日

小職さん

わたしの、会社での業務は、他部署の人のお仕事を全力でサポートする仕事です。

普段は1人で淡々とする仕事なので、チームプレイより1人でする仕事が好きな私には、向いてるかもしんない。
だけど今は繁忙期なので、さすがに1人で抱えきれなくなり、間際になって同じ部署の人にSOSを出した。
この「SOS」を出すのが私は苦手で、でもいつまでも苦手だなんて言ってられない。
少しずつできるようにならないとなあ。

で、他部署のAさんから依頼されたネームカードを作成してる時のこと。
ネームカードを作る人の名前と所属やらをAさんに問い合わせたところ、お返事のメールは

- - - - - - - - - -
1.小職
2.○○課 ○○○○さん
3.△△課 △△△△さん
4.□□課 □□□□さん
5.◇◇課 ◇◇◇◇さん

以上、5名でお願いします。
- - - - - - - - - -

とのこと。

なんで、小職さんだけ呼びすてなんだろうと、違和感を感じながらも、小職さんだけ所属の情報がない。しかも名字だけ。

会社内のデータベースで名前を検索するも、小職さんがヒットしない。

そこで私は「すみません、小職さんのご所属とお名前をフルネームで教えてください」とメール。

返事、なし。

で、翌日。
Aさんと顔を合わせた時に私は尋ねた。
「こしょくさんは、どちらの方ですか?」

Aさん、なんか、対応に困ってる?

私は、続けて「こしょくさん?で合ってますか?」と尋ねた。

そこでAさん、やや遠慮がちに
「・・・それ、しょうしょく、です。自分のことです」と。

ガーン!
恥!

なんでも、自分のことをへりくだって言う時に使うのだとか。
「小生」ならギリギリ知ってるんですが、小職はお初でした!

私、赤面。

この日私は、小さな私の脳みそに、こっそり「小職」をインプットしましたとさ。

時代

腰が、かなり曲がった、ちいさな老婦人(推定80代)が、さっき電車の改札「ICカード専用改札」で、ピッとカードをかざして、涼しげに通過したとき、私は、なんというか、時代は流れてるんだと、しみじみと感じたのです。

2012年7月4日

梅雨の名に恥じないほどの雨量

新宿は豪雨


という印象的なフレーズではじまるのは、東京事変の「群青日和」という曲です。


豪雨、たま~に降りますね。今ではゲリラ豪雨という物々しいネーミングがつけられましたけど。

豪雨で忘れられないのは、20代後半の時に、自転車通勤をしていた時のこと。
年に数回は、

「泳いでこられたんですか?」

くらいの濡れねずみになって帰宅することがあった。
当時はレインブーツもなし、
レインコートもなし。
傘のみで豪雨と向き合う私。
無謀すぎでしょ。

帰宅して自転車を停め、マンションに上がると、したたりおちるおびただしい雫。みじめさ120%

今は、そんなふうに濡れねずみになることもほとんどなくなりました。
それにレインブーツもレインコートもも、雨用のバッグもある。

たまに天気予報で「大雨」のマークがついていることがあり、そういう時はカバンにレインコートも忍ばせる。
そんな時に限って空振り。
大雨を防ぐためには、レインコートを持ち歩けばいいのかもしれない。

そしておととい。
レインコートなしの私に襲いかかったのは、そう、豪雨。

自宅を出た時は異変もなかったのに。
駅の出口になぜか行列。
「???」と思いながら出口へ向かうと外は豪雨。

一瞬途方に暮れる私(と、人々。)
こんな時にどうしてレインコートを持っていないのだろうか。
それでもあんまり足止めもくらっていられない。運よくレインブーツ履いてるし。

カバンと傘をしっかり持って、私、いざ豪雨の中へ。

水たまりがエラいことになっていて、避けようがなくジャブシャブ歩く。

今日はまた大雨の予報。
しっかりとカバンにレインコートをIN。

そして空振り。
やっぱり大雨予防に私のレインコートは一役買っているのか。

2012年7月1日

二足歩行システム

自転車のメリット
・歩くよりも、目的地に早く着く。
・重い荷物の時にラク。

自転車のデメリット
・駐輪場を確保するのが割と面倒。
・晴れの日は日傘さして危険な運転するか、長い手袋はめたり帽子かぶったりするか、いっそのこと日焼けしてしまうか。お肌の天敵、紫外線との闘いが待ち受けている。
・自転車を停めたところまで、また戻らなくてはいけない。自由なようで、時と場合によっては不自由。
・荷物をカゴに入れたり、出したり、けっこう面倒くさい。
・最近は歩道を走ると肩身がせまく、車道を走ると車に怒られる。
・かさばる。
・雨の日の自転車は、自分も荷物も濡れるし、傘さし運転は危険。(←今は本当はやっちゃいけないんですよね。)

というわけで、最近は近場なら(徒歩20〜30分くらいまでなら許容)歩くことが増えた。
この身軽さは、素晴らしいなと思う。

右、左、右、左。
右足、左足、右足、左足…とリズミカルに歩いているとき、ふと思った。

何気に二足歩行ってレベル高くないですか。

二本の足で、数十キロもある体をバランスよく支え、筋肉の収縮によって歩行が可能。
どこまでも歩ける。

応用は後退やジャンプ、スキップや走る。のぼる、くだる。まわる。

すごい。

赤ちゃんが二本の足で立った瞬間は、まわりで見ている大人も感動しますが、やはり本人が1番感慨深いのではないでしょうか。

2012年6月28日

のびのびと失敗できる幸せ

今夜、
まさかの水風呂、二回目。

私は、買い置きがあるのに「また買ってしまった!」なんてことが、これまでの人生で、あまりなくて、「翌朝レンジを開けたら昨日の夜に食べるはずだった小鉢発見」なんてこともなかった。

それが、二回目の1人暮らしが快適すぎて、こんな現象が次々に起こる。

きっと今の私はとても幸せなのだと思う。気持ちをピンと張りつめていなくても、安心して失敗できることの幸せさ。

と、
とりあえず前向きに。
日々の暮らしに、ささやかな笑いを。

ノーミュージック、ノーライフ的な。

ロー ライフ レックス
と思っていたもの。

それは
ローライ フレックス
だった。

カメラの話です。

私はカメラがなくとも生きてゆける。

何かがおかしい

最近、ちょっと調子がよくなくて、
次々に信じられない出来事が起きている。(自分で起こしている)

先日は、湯舟にお湯を張り、さあ浸かるぞという時になって、それが真水だったことを知り「ぎゃあ!」とびっくりした。

(私は、たいてい、自分の声にびっくりする)

先日は上司との面談をきれいさっぱり忘れており(当日の朝は覚えていたのに)、夕飯の支度をしている時にスライサーで指を切った。しかもスライサーを使ったわけではなく、スライサーの隣にあるものを取ろうとして指を切った。

そして昨日、お風呂にはいる前にアイメイクを落とそうとコットンにアイメイクリムーバーをたっぷり取り、まぶたに当てると激痛。

ジュワワワ~と沁みる。
何が起こったかわからず焦る私。

見ると、コットンに取ったのはアイメイクリムーバーではなく、マニキュアを落とす除光液だったのだ。

ボトルの色も見た目もかなり似てるし、おんなじところに置いてるので、これはかなり危険。今後は対策が必要。

ああ、びっくりした。

最近は早い時で20時には眠る。
朝早く起きて、いろいろと用事を済まそうと思うのに、まったく目が覚めない。

歯車が、なんだかほんのちょっと狂っていて、うまく噛み合わないような感じ。復活を心より待ち望みます。

2012年6月25日

中枢神経の神秘

最近、思います。

出来事に遭遇してから、自分が反応するまでに
何百分の1秒くらいの速さで、自分の脳がデータ処理しているということを。


今日の出来事をふたつ。

帰りに、駅前の学習塾の前を通りがかった時。
塾の正面に駐輪場があり、塾の先生らしき男性が立っている。
おそらく私と同じくらいの年代だと思われる。
塾の講師だろうか。

その男性が、こちらを見てにっこり笑い、「こんにちは」と言った。

私は、
びっくりしたと同時にこんな考えが頭の中を一気にかけめぐった。

「え?私に?そんなわけないよね」

「でも、たまにこういう、さわやかな対応する人いるし」

「え~い、とりあえずこちらも挨拶してみよう」

そして私は、その男性にぎこちなくにっこり笑って会釈をしたのだった。
 次の瞬間、私は疑惑を払しょくしきれず、振り向いた。

・・・やっぱりそうだ。
私の後ろには、これから塾(の建物)に入ろうとしている中学生らしき女の子。

ですよね!
ああ、ちょっぴりはずかしい。


そのあと、自宅にたどりつき、
今日はうっかり間違えて定期を出すこともなく、ちゃんとカバンから鍵を取り出し、
玄関の鍵をあける。

その瞬間、足元にコロンと転がる、黒光りする丸い物体!
たじろぐ私。
そのとき、こんな考えが頭の中を一気にかけめぐった。

「黒光り!=Gさん!?」

「最近暑くなってきたし、出没か!」

「やっぱりな、このアパート古いし!」

黒光り + 暑くなってきた + アパート古い + 足元にいる + 丸味を帯びている
これらのデータをすべて処理して出した答えはやっぱり

Gさん!!!

となったところで私は(自信を持って)心の中で「ぎゃあああああ!」と叫び、恐れおののきました。

次の瞬間、それがあまりにも丸いことと、
最近、Gさん用毒餌剤を取り変えたことを思い出し、

それらの情報が頭の中でカチリと、はまり、そこで安心しました。

案の定それは最近取り替えたばかりの毒餌剤でした。


この毒餌剤は、裏に両面テープがついていなかったので、自分で布テープをくるんと返して貼っていたんですが、粘着力が弱くて、時折こんなふうにコロンと転がっているんです。 
そのたびに上のような脳内演算処理をして、一瞬「ぎゃああああ!」となり、その次の瞬間、「なあんだ、ホッ」とするんです。なんど繰り返すのか。


というわけで、
何か出来事が起こってから、次に自分がどんな振る舞いをするか までに
ほんのちょっと猶予があることを発見しました。

生きとし生けるものの不思議。

2012年6月19日

かすりもしない

職場でのこと。

同じ部署のお姉さま2人が、まつげパーマについて盛り上がっていた。
そこに上司(男性)がやってきた。
お姉さまの1人に話しかけようとする上司。
上司に気づくお姉さま。

そこで上司が一言「えらい盛り上がってるなあ」と。
お姉さまは、上司の方に向き直って「ええ、まつげパーマの話で。」と。

上司「え!?」
お姉さま「え?」

上司「なんの祭り?」
お姉さま「?」

少し間があって。

どうやら上司は「まつげ」を「まつり」と聞き間違えた模様。

そのことを理解したお姉さまは「○○さん、祭りじゃないですよ(笑)まつげを祭りと聞き間違えたんですね(笑)」

上司「そうなんや。まつげファーマーって、何?」
お姉さま「え!?」
上司「え?」

どうやら上司は、「まつげ」だけでなく「パーマ」の部分も聞き間違えてた模様。

なにひとつ合っていない。

そこで爆笑。

私はすでに業務どころじゃなくなっていて、心の中でかなりツボにハマっていた。
「祭りファーマー」って、どんな農夫の祭典なのかと想像したら、たまらなくおかしかった。

上司は男性だし、世代も若干上なので、「まつげ」という単語と「パーマ」という単語が、まさか組み合わさるとは思わなかったんだろう。

ほんとうに愉快な職場です。

■追記
ちなみにこれは去年の暮れ(あたり?)の話。
ずっと書きたかったのだけど、ガマンしてた。ついに解禁。時効ではないのだけども。

2012年6月16日

ブラック無糖

とつぜんですが、私はブラックが苦手です。

コーヒーの話です。


コーヒーを好んで飲むようになったのは社会人になってからだったと思う。
私がブラックを苦手とすることが発覚したのは、オーストラリアでのバックパッカ―時代。

ケアンズという町を離れ、
自分の体重近くもあるバックパックを背負い、町から町を旅していたころ。

おとずれた町のスーパーで必ず買うものが

「牛乳」

だったんです。


インスタントコーヒーを持ち歩いていたのだけど、
粉末のミルクではなく、なぜか牛乳を買っていました。

町によっては一日で移動することもあったので、
そうなると長距離バスの旅に牛乳は持っていけない。
たっぷり余る牛乳。
MOTTAINAI。

そこでブラックにチャレンジしたのですが、飲めない・・・。
ブラックにするくらいなら、コーヒー飲まなくてもいいや。

その時に、「ブラックが飲めないなんて不便!」と痛感したのです。

便利な日本でずっと暮らしていたら、そんなことに気がつかなかったと思う。


で、時は(かなり)流れ、
最近になって、デカフェを購入しました。
安くはないから、買うのをためらっていたんですが、夕食の後にミルクたっぷりのコーヒーが飲みたくて。
私は睡眠にやや難ありなので、夕方以降のカフェインはなるべく控えてます。
デカフェなら、と思ってたんです。

たまたま近くのKALDIという輸入食材屋さんに、リーズナブルなデカフェがあると知り、さっそく購入してみました。

そして、わくわくしながら、夕飯のあとに淹れようとしたら
なんと砂糖が入っている。
しかも、ご親切にミルクまで入ってる。

ミルクは自分でたっぷり入れたいんですけど。
それよりなにより、砂糖いらないんですけど・・・。

砂糖が入ったコーヒーは、ブラックコーヒーの次に苦手。
疲れがたまってどうしようもない時以外は、砂糖入れない派。


同じく、夕方はコーヒーを控えている友人にもこのデカフェが美味しかったらプレゼントしようと思っていたけど、その人は健康管理上、砂糖がだめ。

これ、どうしようか。

タイトルから微妙にはずれてる、この話題。
着地点が定まらないまま、終了です。


ちなみに夏でもホットです。

そして、オノマトペ

私がいつもチェックしているiPhoneの「毎日ひとつ、アプリを紹介する」アプリで、
とっても好みのアプリによく出会います。

そこで昨日、なんと「オノマトペ」アプリに出会ってしまいました。

和んだ。


オノマトペは、フランス語だそうです。

2012年6月11日

シュワシュワしとけば

私は夕飯の時に、梅酒かビールをたしなんでおりました。むかし。

服薬してるし、健康管理のために、お酒を飲まなくなってから一年近くになります。

昨日、ヨガのあとにみんなでランチを取る時に
「長野の地ビール 青鬼」
(だったかな?)という素敵なビールも用意されており、負けそうになったけど、とりあえずお茶をチョイス。よく耐えたもんだ。
あのときのビールは間違いなく美味しかっただろう。

で、食後にはチャイ。
ホットチャイにはラムINもできますよ、と。
それもまた、こらえた。
もう、そのレベルなら、こらえなくても良かったんじゃないか。

で、青鬼を美味しそうに飲んでいる人と話をした時に、その人も「実は、夜ご飯の時にビールじゃなくても、炭酸飲料ならなんでもいいんです。」と言っていた。

一緒(笑)

とりあえずシュワシュワしてたら、それでいいか、みたいな。
とりあえず気が済む、みたいな。

私はもっぱら、ダルしゃん直伝のジンジャーシロップとか、愛すべき伯母お手製のイチゴシロップを炭酸水で割って、いただいております。
梅シロップを漬けたいのだけど、遠くない将来お引越しをする予定なので、しばしのお預け。

この夏は、おビールの誘惑に何度も打ち勝たなくてはいけませぬ。
とりあえずシュワシュワしとこか、炭酸水で。

2012年6月10日

ちいさな旅

この週末は、山の中のちいさな旅館で過ごしました。

緑が生い茂り、空気が水気をたっぷり含んで気持ちのいいところでした。

鳥のさえずりを聴きながら、ゆったりヨーガ。
気持ちよくて満たされて、私の細胞のひとつひとつが元気になるのを感じました。

はじめての町に降りたつときは、たまらなくワクワクします。

私は、小さな旅も大好きです。

2012年6月5日

一度耳にしたら脳裏に焼きついて離れないことば 3



ドモホルンリンクルの無料お試しセット


もれなく、フリーダイアルの番号も、焼きついてますけど。


「肌年齢」などと聞くと反射的にギクリとします。アラフォーですから。

どんなに手を尽くしても、現実からは目を背けることは決してできないことを、おそらく男性よりも女性の方が、より感じているのではないでしょうか。

アンチエイジングという言葉はなんだか違和感を感じていました。
アンチしたくても、アンチにも限界はあるわけで。

毎朝、駅を降りてくる女子大生たちにもまれながら感じているのは、若いということは、それだけでもうほんとうに価値があること。
それだけでほんとうにまぶしいですから。

そして、年を重ねたら、年を重ねた人の美しさがあることも知りました。

すこやかに年を重ねていきたいものです。

2012年6月1日

ゆっくりおやすみ

今、帰宅。

玄関の鍵を開けようとして私がカバンから取り出したものは、通勤電車の定期券だった。

・・・疲れてるな。

ゆっくり眠ろう。

サランラップを戸棚にしまうつもりが冷蔵庫にしまおうとして「なにしてんの?」とつっこまれたり、会社のエレベーターの△▽を押すつもりが、ボタンにIDカードかざして「あれ?反応しない。なんで?」とか、実は日常。

たぶん、疲れとかそういうレベルじゃない。

とにかく、眠ろう。


称号

「○○の煮っころがし」

と聞くと、あなたは何を想像しますか?


先日、私はあるテレビ番組で豚汁を見ました。その瞬間、私の食いしん坊スイッチがオンになるのを感じました。

翌日の夕飯は豚汁に決まり
というか
豚汁しかありえない。

テレビ番組の制作者にとって、私ほど操りやすい視聴者もそうそういないんではないかと思うくらい、すぐにスイッチが押される。

翌日はちょうどスーパーに食材を買い出しに行く日だったので、豚バラ肉を買うことを私は決めていた。
人参と薄揚げはあるので買わない。
芋・・・は、じゃがいもしかないな。
豚汁と言えば私は里芋。
でも里芋は袋入りだから、余るな。
余った里芋は、何に使うか?

「!」
「里芋の煮っころがし・・・」

里芋の煮っころがしを作った記憶は、あんまりないのだけど、里芋とか山芋とかに目がない私なので、きっと好みに違いない。

そんなことを考えながら買い出しに行ったのに、見事に里芋忘れてた。

里芋だけ買いに行くのは面倒すぎて嫌だけど、ジャガイモの豚汁よりは里芋の豚汁のほうが圧倒的に好みだ。

それでもわざわざ里芋だけを買いに行くのをためらい、ちょっぴり残念な気持ちで(じゃがいもさん、ごめんなさい)じゃがいも豚汁にすることにした。

そして野菜室を開けたら、なんと山芋がいた。

ぬめり感、クリア。

そうしてじゃがいもではなく、山芋入りの豚汁を作り、ご満悦になった私。

だけど私は
「煮っころがし」といえば、断トツで里芋なんです。

「転がり感」は、ジャガイモより、カボチャより、あふれてません?

キングオブ煮っころがしの称号をあなたに捧ぐ。

2012年5月27日

絵に描いたような私

お腹がグウとなり、
さて晩ご飯の支度でもするか、と
台所に立つ私。

冷蔵庫から
昨日作った和風ビーフシチューの残りを出して、キッチンのシンクの調理スペースに置こうとしたら、手がつるんと滑って、なんと流しに全部ぶちまけてしまったのだ。

すごい。
こんなのコントかマンガでしか見たことないよ。

一瞬、呆然となり、
「シンク毎日洗ってるからキレイ」と言い聞かせ、
「せめて上の部分だけでも」と思い、今も思案中なのです。

哀しげなビーフシチューを横目に、たんたんと、今夜のおかずを作り始めているのですが。

チーン。

2012年5月24日

共存する世界

暖かくなり、
むしろ

暑くなり

虫も、元気いっぱいですね。

いや、暑くてバテてません?


私が暮らしているアパートは、ほんとうに古いので、虫さんにも好かれています。
去年の夏は、網戸に、夜、ものすごいサイズの蚊みたいなのが止まっていました。
しかも二匹。

色が鮮やかな黄緑で、それがまた気持ち悪さを倍増させていた。

びっくりした私はGさん用のスプレーを手に取り、びびりながら噴射。
それにびっくりした虫さんは、こちらめがけて飛んでくる。

あの時の私の情けない声といったら。
ええ、今でも覚えてますとも。

インターネットで調べたら、正体がわかったんですが、また名前を忘れてしまいました。
とりあえず、その黄緑の蚊みたいな虫が、もう二度とウチの網戸に貼りつかないように、
網戸用の虫よけスプレーも買いましたとさ。

蛾さんも玄関のライトにお越しになったことがあったので、スプレーは役立ってます。
蛾さんの亡骸とGさんの亡骸の始末には、本当に困るので、
さらに亡骸を包めるように、泡タイプの殺虫剤?も買いましたよ。インターネットで。
昔はドラッグストアで売ってたのに、数年前から一斉に姿を消し、どれほど苦労して探し出したか。
それにしても、商品があって良かった。


そんなわけで、今夜はうちの部屋で、ちいさなちいさな虫さんが、とても気持ちよさそうに空気中を滑走しています。
ほほえましいくらい元気いっぱいだった。

そんな虫さんたちをよそに、引っ越し計画は水面下で。
いや、動いてません。
「今だ」という時のために。

海の近く希望。

Adobeの国からコンニチハ

もともとMacを使っていたのだった。

Macを手に入れたいと思った動機は
「いつかMacでデザイン関係の仕事がしたい」
だった。

そして私はデザインの業界に足を踏み入れた。

つくづく私は、ヘタレやなあと思うのが、それも長く続かなかったということ。
トータルで5年くらいか。
しかも一番長い職場で2年半だったので、スキルをしっかりと身につけるには、ちょっと気が早い感じの。

長くデザインの世界にいる人たちを見ると、やっぱり違う。
私は詰めが甘すぎるのなんのって!


それでも、
Microsoftの製品を使う時に

「行間」 や

「文字間」や

「文字の面が揃っているか」が気になる。

プレビューして、全体の見え方や
余白の使い方、
フォントなども、気になる。

この、Microsoftの製品をジワジワと攻略することに、密かなよろこびを感じているのだった。

それにしても、
たかが書類、と言われようともスルーできない、非常に面倒くさい性格である。
さっさと作って印刷すれば、とても早く終わるのに、
印刷して見直し「うーん、ここがもっと・・・」と、いじる。
見た目重視の、常にクライアント目線を気にする癖。

WordやExcel、
パワーポイントまで、それらは全く例外ではない。


中途半端な職業病。

2012年5月23日

たまねぎ泣き

圧倒的に、それが苦手だった。
「それ」と対峙するとき、かなりの確率で、私は涙を流した。

それも、もう過去のこと。


昔は、たまねぎを刻むのが苦手だった。
たまねぎ
といえば、みじん切りが常だった。
母の隣で台所に立ち、涙を流しながら、私はそれでもたまねぎを刻んだ。

まだインターネットなんてなかった時代。
優しい母は、どこからか、娘のためにたまねぎを切るときに涙が出ない裏わざを仕入れてきてくれた。

たまねぎを切るときに、蛇口から細く水を流しっぱなしにする。
切る前にたまねぎを冷やしておく。
ティッシュで鼻栓をする。
水中メガネをかける。

ぜんぶ試しました。
鼻栓や水中メガネをしてたまねぎを切る少女の映像は、今思うとかなり笑えます。
鼻栓や水中メガネを装着してもなお、涙をポロポロ流し、「おがあざん、やっばり、だめだっだよ」と言わんばかりの、哀れな娘を母はどんな心境で見ていたのでしょうか。

母のもとをはなれ、1人暮らしをした時も、2人暮らしをした時も、やはり私は涙を流しながら、たまねぎを刻んでいました。涙が出るということは切り方が下手なのだという噂を聞いたこともあります。

それから数年、私はたまねぎを切るときに涙が出るということを忘れていました。

ふと今夜、
帰りの電車でオムライスが食べたくなり、帰宅してすぐに作りはじめました。みじん切りが苦手すぎて、薄いスライスのたまねぎ。

目が痛くなり、涙目になり、久しぶりに、この感覚を思い出したというわけです。

無性に食べたくなったオムライスは、今夜も美味しかったです。

この間こっそり、アラフォー元年を迎えたおんなの、たわごとでした。

2012年5月12日

不得手

私には、どうしても難しいことがある。

それ ができる人にとっては、なんでもないことなのだけど、
私にとっては、不可能と言ってもいいかもしれない。

それは

リズミカルに階段をおりること

です。


タタン、タタン とか
タタタッン、タタタッンとか
軽やかにおりる人をたまに見かけます。

私も何度か試してみたことがあるのですが、
足がもつれて転げ落ちそうになるのです。
危険すぎる。

そもそも、無意識レベルなんですが、
階段を下りる時は手すりに触れているのです。

これが私のデフォルトなんです。

普通におりていても、
時々足がもつれそうになり、危険な思いをします。
リズミカルになんて、夢見ている場合ではないのです。


そういえば昔、
小学校くらいの時に自宅の階段を転げ落ちたことがあります。
階段の一番上から、ゴロンゴロンと転がった記憶があります。
親指の爪が割れて、ものすごく出血したことを覚えています。

その出来事は普段思い出すこともないのに、
私の潜在意識の中に深く刻まれているのでしょうか。
だから、階段にたいして無意識レベルでびびってるんでしょうか。

ちなみにスキップもけっこう苦手です。
スキップしてる途中で、スキップじゃなくなる瞬間があり、途端にスキップできなくなります。

となると、過去のトラウマのせいにしているように見えて
実はリズム感がないという現実から目をそむけたいだけのように思えてくる。

スキップがうまくできなくても
階段をおりる時にぎこちなくなってても、
毎日ご飯は美味しいし、
眠りすぎるくらい眠れるし、
まあ、いいか。

2012年5月9日

一度耳にしたら脳裏に焼きついて離れないことば 2



オノマトペ


何語なのか、
何をあらわす言葉なのか、
全く見当もつかなかったけど

うっすら
なんとなく

幸せの合言葉のようなものかと思った。

そして、それは
オポノポノだった。

全然違うし。

むしろ私はオノマトペ、得意かもしんない。

2012年4月30日

一度耳にしたら脳裏に焼きついて離れないことば



ハムストリング。



ちなみに「加圧トレーニング」は
「カーツトレーニング」だと思っていました。

カーヴィーダンスのような類のものかと。

走らないランナー

あなたは遭遇したことがあるだろうか。

走らないランナーに。

そもそも「走らないランナー」って、なんでしょう?

なにを隠そう、私がその「走らないランナー」なのである。


どうしてそんな奇妙なネーミングなのかというと、
パッと見るとランニングしている人のスタイルに見えるのに
ランニングどころかジョギングもしない、
ただの「歩いている人」だからです。

そしてそれも、本当にランニングをしている人から見たら、きっと詰めの甘いスタイルなんだと思います。

第一、「走らない」ので、厳密にいうと(厳密にいわなくても)紛れもなく「ランナー」ではありせん。

詐称にあたりますか。

この「走らないランナー」は、主に砂浜に出没します。
奇跡的に早起きできた時は、早朝の海。
休日は夕方近くの海で目撃されます。

冬の海は、いろんな鳥が波打ち際でたそがれていました。
冬が終わると、彼ら(彼女ら)は一斉に姿を消し、季節がきちんとめぐっていることを肌で感じます。

主に波打ち際をサクサクと歩くので、実はスニーカーを通じて靴下もちょっと濡れます。
この海にはランナーやジョガーがたくさんいますが、その方たちは砂浜ではなく、砂浜から少し離れたコンクリートを走っています。
私は人が極端に少ない砂浜を好んで歩きます。

いつかランナーになる日が来るとしたら、「砂浜ランナー」もいいかなと妄想しています。
(たぶん砂に足をとられて体を痛めてしまうと思います。これはかなわぬ夢でしょうか)

ランナーになる前に、5年後くらいには軽いジョギングくらいは、していたらいいかな~と思っています。でも、飽きっぽい私のことなので、ウォーキングすら続くのかどうか、かなりあやしいです。
とりあえず、家の近くに「思わず歩きたくなる環境」があるかどうかは、モチベーションを維持するのに大きく影響すると思います。

海辺を歩くのは、ほんとうに幸せです。

2012年4月27日

腑に落ちる

今朝、通勤途中でのこと。

いつも、だいたいの人が信号無視して、さっと渡る横断歩道がある。
私は、よほど急いでいない限り信号が変わるまで待つのだが、言い換えると急いでいる時は私も信号無視してます、ということ。
同罪なのである。
大きな顔はできない。

で、今日は、その横断歩道が見えてきたところで、人だかりができていた。
誰一人として信号無視せず、信号待ちをしているので、信号待ちの人で溢れかえっていた。

そこを渡る人の10人に8人くらいは信号無視してさっと渡るので、珍しいこともあるもんだと、人だかりの後ろに私もならんだ。

そして信号が変わり、歩き始めると、
向かいに警察官が二人、同じくこちらに歩き出したのが見えた。二人とも長い警棒を携えて。

みんながお行儀よく信号待ちをしていた理由があまりにわりやすくて、思わずニヤリとしてしまった。

1人くらい、うっかり信号無視して、警察官に怒られてもおかしくなさそうなものだけど、そんなあわてんぼうもいなかった。

そんな朝のワンシーンをお届けしました。

2012年4月21日

再会の喜び

昨日の帰りの電車でのこと。

私は、椅子に座って本読んでおり、
その隣には、男の子(大学生くらい?)が立ってました。

電車は、とある駅に到着し
乗客が乗ってくる。

私はずっと本を読んでいたのですが、隣で

「おい!林!?」という声。(←「林」だったかどうか、もう名前忘れたんですが、いちおう林ということで。)

しかし、林は
 「?」と、無言。

その、声をかけた男子は、さらに続けて
「俺、俺!」

林は不審げに
「・・・・誰?」

そこで私は顔をあげました。
これ、人違いやったらめっちゃ面白いと思って(笑)

不審げな林とは裏腹に、その彼は
「俺、俺!加藤!(←彼の名前はきれいさっぱり忘れてしまったので仮名で加藤としました。)

林「あ!あ~~~~~~~~~。加藤か!」
加藤「そうそうそう!久しぶりやな!」
林「なんなん!?めっちゃ変わったやん!
加藤「おまえも変わったな!」
林「え!?なにこれ!こんな奇跡的なことあるん!?」
加藤「な!俺もびっくりしたわ!」
林「ええええ~、俺ら最後に会ったん、いつやったっけ?」
加藤「小学校以来」
林「うおおお~」

思わず、心の中で微笑ましくなりましたよ、来月でアラフォーになるお姉さんは。

ちなみに林君によると加藤くんは「めっちゃ声変わった」らしく
加藤君によると林君は「めっちゃ背がデカくなった」らしいです。

奇跡的というくらいだから、彼らの出身はこの地ではないのかもしれない。
お互い、どこかの町から京阪神に引っ越してきたとか?

そういえばサラリーマン川柳の入選作で
ひさしぶりに会った友人に声をかけるも、名前を思い出せないまま別れを告げるというシチュエーションの作品がありました。

私は、さらに「あの人、誰やったっけ?顔は知ってるけど、どこの誰だか全く思い出せない」というシチュエーションが増えました。記憶力、絶賛急降下中です。

2012年4月9日

穏やかな人を激怒させるほどの

オーストラリアに住む人は、広大で温暖な土地柄、おおらかで穏やかな人が多いと聞いていた。

私が過去に出会ったオーストラリア人も、そのイメージからはかけ離れてはいないように思う。

そのおおらかで穏やかなオーストラリア人を、私は怒らせたことがある。

私の英語力の拙さがどの程度だったかを伝えるのに、この時のエピソードを時々用いたこともあった。


それは、オーストラリアを訪れて間もない頃、オーストラリア人の男性(でっぷりしていたように思う)に道を尋ねた時のこと。

確か彼は、私の地図を「どれどれ」というように覗きこんで、こう言った。

「We are here」と。

その言葉が早くて聞き取れず、私は

「pardon?」と聞き返した。

すると彼はまたこう言った。

「We are here」

たぶん、地図も指差していたんだと思う。

それでも聞き取れずまた私は

「Sorry?」と聞き返した。

そのやり取りを何往復したのか忘れてしまったが、私はついに彼を怒らせてしまったのだった。

彼がものすごい大きな声で、恐ろしくゆっくり、地図の、ある場所を指しながらこう言った。

「ウィィィィーーーーーー!

アァァァァーーーーーー!

ヒアァァァァーーーーーー!(怒)」と。

そこで私はハッと気づいた。

「We are here」って言ってたんや…と。「今、僕たちがいるのはここ」と教えてくれてたんです。

そんな簡単なことを何度も何度も聞かれて、さすがに腹が立ったのだろうと思います。つたないなりにも、このニホンジンは一応英語で道を尋ねてきたのに、なんでこんな簡単なフレーズを繰り返し言わせるんだ?と思ったのではないでしょうか。

その当時の私からすると、
日本語の「ありがとうございます!」を「あざーーーっす!」と言われるくらいの感覚でしょうか。ホンマに早くて聞き取れなかったんです。

それにしてもこわかった。
彼の手からうっかりカメハメハが出てもおかしくないくらいの勢い。

いえ、それ以前に、怒らせてごめんなさい。

今日会社で、なにやら英語で話しかけられて、聞き取れず「Sorry?」と言ってみたものの、それでも聞き取れず、あろうことか笑ってごまかしたのです。なんとも情けなく、コミュニケーションも不全感が残る。

重要な会話ではなく、給湯室ですれ違った時の些細な会話なんですけど。

ちなみに外国人が理解に苦しむ、日本人の不可解な行動に

「わからない時に笑ってごまかす」

というのが、いつの時代もかなり上位にランクインしていたと思います。

オーストラリアでの苦い経験から早10年。また中学校レベルから英会話を学ばなくてはいけないかしら、と思っている今日このごろです。

ちなみに語学力は想像力でもあると痛感します。頭ガチガチだと、少々ツライものがあります。

ええ、私のことです。

2012年3月31日

食いしん坊で良かった

「お料理が趣味です」なんて口が裂けても言えないアラフォー寄りの会社員です。
こんにちは。

時々、もし私が「料理研究家」みたいにお料理が好きな人だったら良かったのにな、と思います。
時々、ものすごく面倒くさく感じることがあるからです。
お料理を。
生きていくための源を。

それでも、2回目の1人暮らしを始めてからは、けっこう楽しいですよ。
失敗したって、全然問題なくて(残念ではありますが)、のびのびと、やりたいように料理をしています。もはや「料理」なのか「実験」なのかわかりません。
それでもやはり、「お料理大好きです!」とは言えませんが。

科学的なアプローチで料理を説いた本が発売されたみたいですね。
主婦の方の本だったと思います。これはぜひ読んでみたいです。
いろんなメカニズムがわかると、きっと楽しくなると思います。少しだけ。

そんな私は今、節約生活を送っているので、できるだけ「買う」より「作る」のがマイブームです。
持ち歩くドリンクも作るようになってから、コンビニのペットボトルのドリンクのコストに、ややビビってます。(←ちょっと誇張表現)

スーパーマーケット大好きで、週に一度の特売日が待ち遠しく (笑)、コンビニなんて光熱費を払う時くらいしか近寄れません。

ちょっと面倒でも、台所で、自分の手で、料理(おやつも)を作り出し、それをいただくころにはご満悦。それが美味しかったら、かなりハッピー。

今は、いろんな具材を入れた簡単お好み焼きを作るのが楽しいです。
「あれを加えたらぜったい美味しいハズ!」 のインスピレーションが次々と生まれ(笑)、そしてそれらはかなりの確率で私に喜びを与えてくれます。

こういう時に、「食いしん坊で良かった」と思います。
なるべく簡単に、シンプルに、でも美味しいものが、どうしても食べたいのです。
あれこれ、トッピング追加してみたりするのも、ほんとうに楽しいんです。

会社の同じ部署のお姉さんの一人は、毎日ホームベーカリーで作った素敵な食パンをサンドイッチにして持ってきてます。現代のベーカリーの手軽さ、静かさにびっくりです。

そういえば、この間から作っている生姜シロップの、(漬かっている)生姜スライスもソーダに入れてバリバリ食べてます。(って、これ前にも書いた)
体が温まってる気がして、やっぱりちょっとハッピー。

実は今、会社で(しかも私が所属している部署で)風邪が大流行しており、次々と犠牲者が出ています。私も今、扁桃腺がちょっと腫れて、喉が痛いです。この週末は、生姜さんに活躍していただこうかと思います。

風邪をもらってしまったかもしれないですが、今からホットケーキを作ろうとわくわくしています。

ああ、食いしん坊。

追記:ダルメシアンさま
あれから、ハチミツを1kg購入しました!(笑)ドリンクだけでなく、料理にもデザートにも大活躍ですね!教えてくれてありがとうございます☆

追記その2:ここのところ、しばらく風邪をひかない健康優良成人だったのに、ついに悪寒がしてきました。扁桃腺の腫れも大きくなりました。熱が出るんやろうか。風邪さん、どうぞお手やわらかにお願いします。
これは、「ちょっとゆっくりおやすみ」の合図。チーン。

低音の世界

先日、ひょんなことからヘッドフォンをプレゼントしてもらいました。

「音」には、全然こだわりがなかった私ですが、
iPhoneに使えるし、ワイヤレスだし、かなりわくわくしてヘッドフォンが自宅に届くのを待ちわびてました。
毎日毎日、不在票が入ってないかポストを確認し、ついに今日、受け取ったんです。

「音」に全然こだわりがなかった私は、これまでApple純正のイヤフォンで満足してました。
でも、Apple純正のイヤフォン、壊れたんです。
再生と停止、一時停止などができないだけで、音楽は聴けるので、まあそれでなんとか聴いてたところにタイムリーすぎるプレゼント!神さまがこっそり見てたんやろうか。


そして、慣れないBluetoothの設定をして、ヘッドフォン装着し、iPhoneのiPodに入ってる曲を再生した途端、びっくりしました。
なんか今まで聴こえてなかった音が聴こえるんですけど!

正確に言うと聴こえてなかったわけではなく、目立たなかったんだと思いますが、低音がこんなにも鳴ってたなんて知らなかった。ベースの存在感。
ベースの方たち、こんなにいいお仕事されてたんですね。

これまで何十回、何百回と聴いてきた曲の、本当に深いところを味わえているような気がして、ちょっと胸が熱くなります。

にわかヘッドフォン女子。
いや、女子なんて言ってすみません。

カタチから入りたい

去年の暮れから、ふと思い立ってウォーキングしてます。
年末年始の休みに、夕方、近くの海へ。

寒かったですが、歩いていると汗ばんでました。
でも夕方の海なので、沈む夕日に見とれているとどんどん体が冷えてました。
ダイナミックな空を見られることに感謝。

そして2月後半~3月。
週末にお天気がぐずつく時も重なり、最近歩いてません。
寒かったし!

私は昔から本当にあきれるくらい
カタチから入る人間なのですが、
ウォーキングはとりあえず、手持ちの手ごろなスウェットとパーカーにストール巻いて耳あてして、手袋して挑んでました。汗ばんでくるとストール外し、耳あて外し、手袋外し。

でも、すれ違うランナーの方たちのスマートなファッション見てるとウズウズしてました。
さっそうとしてる。
まあ私はランニングどころかジョギングでもなく、ただのウォーキングなんですけどね。
世界が違いすぎです。

最近になって、日差しも気になり始め、大型スポーツ用品店でキャップをいろいろ見ています。
気になってるピンクのメッシュのキャップ、近々購入予定。

で、ウェアもいつも見るんですけど、ひとつ買うと、芋づる式にいろんなものが欲しくなる気がしていました。けっこういい値段だし、この芋づるは危険な香り。

そしたら昨日、仕事帰りによった某アパレルショップで、素敵なウェアが安かった!
そして、そろえてしまった。ウェアを。
これでモチベーション120パーセントアップした。
明日はキャップを買いに行こう。

でも、あくまでウォーキングなんですけどね。
走れよ、自分!

2012年3月25日

ソーダにはシロップを

この間、愛すべき私の伯母のところへ遊びに行くと、伯母が苺ジャムを作ってました。

伯母に、ジンジャーシロップのエピソードを話すと、苺ジャムを作る時にできた苺のシロップをたくさんくれました。

そして私はジンジャーシロップ再チャレンジしました。
ダルメシアンさま、いい感じになってきてます。楽しみです。

昨日、生姜を蜂蜜に漬けて、今夜早くもフライング。もうちょい漬けなきゃですね。スライスの生姜もソーダに入れてみました。

写真は
二日目のジンジャーシロップと
伯母の苺ジャムと
そのシロップの苺ソーダ。

2012年3月12日

ワクワクの果て

このあいだ、なにを思ったか、ジンジャーエールを手づくりしてみようとひらめいてしまったのです。

レシピのなかでもシンプルなものをネットで見つけて、生姜も買って準備はオッケー。

なのに週末は、寒さと疲労でダウン。
生姜は皮のまま放置。

2月の冷え込みは、まだ心が寒さに対して身構えてるので、「もう少しのしんぼう、がんばれ」と自分で自分を励ませるのかもしれない。
しかし3月は、もうあちらこちらで春を実感しはじめるので、精神的に余裕かと思いきや、今年の私にはむしろダメージが大きかった。やはり(例年通り)、暖かい日にぬか喜びしてしまい、その後の冷え込みには、もう対応するだけの気力体力が残されていないのか。

土曜も日曜も、用事で出かけたのですが、夜にはエネルギー切れてバタン。
2日間の睡眠時間の合計、約24時間。

昨日の夜は、あまりにヨレヨレになって元気なくしている自分をとにかく癒したくて、夜になって突如ジンジャーを煮詰めました。あったかい手づくりのジンジャーティーでホッとしたくて。
でも、あまりにヨレヨレだったので、せっかく煮詰めたジンジャーティーを飲む力もなく眠りました。(やられすぎ)

で、今日こそは手づくりのジンジャーエールをと思い、夕飯時にワクワクしながら炭酸水にジンジャーを入れました。

そこで私は、うすうす感じていたことをはっきりと思い知らされ、切ない気持ちになりました。

時間と手間をかけたジンジャーシロップは、ジンジャーエール2杯くらいで終了です。

煮詰める時間を考えると、コストパフォーマンスどうなの。

手間ひまかけた手づくりのジンジャーエールを幸せな気持ちでいただく人がきっとたくさんいるなかで、私みたいな人間には、こういうのはあまり向かないらしい。

3時間くらいかけたジンジャーシロップ、2杯で終了なんて、私にはハードル高すぎる。え~ん。

もっと手際良く、コストパフォーマンスもよく作ることができる方法もきっとあるんだと思います。
とりあえず当面はジンジャーシロップごと購入の方向で。

2012年3月9日

春を待ちわびて

三寒四温の、
寒の戻りの威力は、
やはり半端ないですね。


ここで一句。

寒(かん)戻り まよわずゆたぽん レンジでチン


三寒四温の、
ちょっと春めいた日には淡い色のコーディネートにときめいたりするものだから、寒の戻りでブラックとかネイビーとかグレーの、重ための色をチョイスすることがはばかられるのです。

(「はばかられる」の使い方、合ってますか?)

重量だって、春物の軽さをうっかり味わってしまうと、ズシリとした冬のコートは余計に重たく感じてしまう~。

だけど、同じ気温でも2月半ばの時の感じと、3月に入ってからの感じが格段に違います。

2月は、冬さんの本気の猛威に身も心もズタズタになり、ノックアウト寸前のヨロヨロです。

3月の寒の戻りは、それはそれでツラいですが、もう心は春に向かって真っしぐらなので、若干心にも余裕が生まれてます。

それにしても、金曜日は、やっぱりこたえます。
もう起きてられません。
おやすみなさい。

メガかゆい

ずばり、花粉症です。
私。

目がかゆいんです。

花粉症を発症したのは、忘れもしない高校三年生の春。
卒業旅行に、クラスの大人数で長野県にスキーに行きました。
その時の私の顔は、びっくりするくらい(いや、本当はそれほどでもない)別人。
まぶたが腫れてました。
目がかゆくてかゆくて、鼻水は水道水並に流れ出る。私のスキーの写真は悲惨なもので、その後あまり見返すことがなかった記憶があります。
その時、私の身に何が起こったのかわからなかったのですが、どうやらこれが噂の花粉症というやつらしいと知り、ガビーンとなりました。

1番、症状がひどかったのが、発症したその高校三年生の春。
それ以来しばらくは春になると目がかゆく、鼻もムズムズ、鼻水タラタラ。

皮膚科や耳鼻科にもずいぶんとお世話になりました。

それが数年前から症状がピタリとおさまり、「今年の花粉は例年の○倍らしい」と聞いて「うわ~、イヤやな~」と思うけど、気がつけば春が終わってました、みたいな。そういえば症状出てませんけど、みたいな。

今年はどうなんでしょうか。
すこ~しだけ目がかゆい。
鼻水は数日前から、よく出る。

来たか、花粉のアレルギー。
私はスギやヒノキの他にブタクサアレルギーも持っているのですよ。

写真は、途中からフレーバーが変わるガム。
シトラス系のフレーバーから、なんとアップルミントに変わる。メカニズム、知りたい。

2012年3月7日

やればできる子

しばらく雨続きだった反動で、雨マークがない今日は朝から2回も洗濯機をまわした。

二度寝三度寝の誘惑 VS 洗濯で、本日は洗濯の勝利。

だけど、タイムオーバーで1/3の洗濯物は干せなかった。
洗濯物を干す VS 通勤時間に間に合う電車は、通勤時間に間に合う電車の
勝利。

三度寝の誘惑に打ち勝ってまで2回も洗濯機をまわした甲斐があったのか疑惑が生じる。

まあいいか。

本日はクラウデイなり。

2012年3月6日

バロメーター

今日から春のジャケットを羽織って出勤しました。
マフラーもタートルネックのニットも手袋も冬のコートも、そろそろ次のシーズンまで、しばしお別れかしら。

(ただし、三寒四温を甘くみてはいけない)

冬のコートから春のジャケットに変える少し前から、湯たんぽ(正確には、ゆたぽん)を使わなくなり、「ああ、もう冬が終わったんだ」と思いました。

今日は久しぶりの晴れ空にウキウキしました。ひと雨ごとにあたたかくなるとはいっても、やっぱり晴れてるほうが嬉しい!

2012年3月3日

ショートカットは、お好き?

私がはじめて自分のパソコンを購入したのは、今から10数年前です。
憧れていたMacintosh、iBook。

そのとき、おそらく最初の方に身につけようとしたのが、ブラインドタッチです。
今はタッチタイピングというのですね。

キーのホームポジションを一生懸命覚え、数年後にはできるようになってました。

そして、Adobe製品を使うようになった時に、キーボードショートカットを少しずつ覚えはじめました。
今では、パソコンの電源を落とすのもマウスではなく、ショートカットです。

ずっとMacユーザーだったのですが、時々会社でWindowsを使うことがあり、
若干違うショートカット(特にWindowsのコントロールキーと、Macのコマンドキー(←リンゴマークの)の位置が違うので、たまに間違えて「んも~~~~」となってました。

この数年はWindowsを使う機会も多くなり、Windowsのショートカットにもずいぶん慣れてきました。
Windows使ってみたら、マウス使わずに完結することの多いこと!

私は、決してショートカットの鬼ではありません。
でも、ショートカット好き。

最近は、(主に職場で)Windowsを使うことのほうが多いので、
ことあるごとにショートカットをググっては、思考錯誤の日々。

実は、うっすら気づいてるんです。
ショートカットを使わず、マウスを使った方が早いことがあることを。
おぼつかない私の場合、ですが。

それでも、意地でもショートカットを使いたがる私。


そういえば数年前。
入社したばかりの会社で、マイクロソフトのなんとかという資格をいくつか持っているという女性に出会いました。
その頃の私はエクセルなんて使えないに等しかったので、その女性にほんの時々教えてもらう機会があったのです。
彼女はプログラミングなんかもできるのだろうか、完全にショートカットオンリーの人でした。
彼女に教えてもらっているときに、うっかりマウスを使おうものなら

「だめぇぇぇ!!!マウス使っちゃだめぇぇぇ!」

と、怒られる。
最初はものすごいびっくりしましたが、内心ちょっとわくわくしてました。
だって、マウス使わないでパソコンが操作できる方法を伝授しようとしてくれてるんだもの。

結局、その会社は短い期間で辞めてしまったので、彼女に伝授してもらえないままサヨナラしました。


さらに余談。
昨日、会社のパソコンのキーボードで、そういえばこれまで一度も使ったことのないキーをふたつ発見しました。
また暇な時があったら、触ってみようっと。



2012年3月2日

メカニズム

私は、発見したような気がする。

私が物をどこかに置き忘れる、そのメカニズムを。

今日、急いでご飯食べて(出先で)、出かけた先の化粧室で歯を磨き、ササっとお化粧直して、髪の毛もほどいて結び直し、暑くて外したストールを首に巻き、「よし」と、その場を去ろうとしたその時。

いつもは、そんなふうに、バタバタと何も気に留めず、その場を立ち去ってたんだな、私は。

化粧室を出るまであと一歩、てとこで、ふと「ん?」と気になって、洗面台に目をやると、そこにはポツンと私の歯ブラシセット。

こういう、ツメの甘さ。
抜かり。

なるほど。

日傘とか、ハンカチとかは、いくつも無くしてるのだけど、たぶん最後の確認が抜け落ち、そこにポツンと置き去りにされてしまったのだろう。

日傘やハンカチたちは、どんな気持ちで、持ち主の後ろ姿を眺めてサヨナラを告げたのでしょう。

たぶん、このツメの甘い感覚は、直せる類のものではない気がするのです。
その感覚を今、ここでうまく表現できないのがもどかしいです。

そんな私にとって、今年も手袋(数年前に奮発して購入した)が両手揃って冬を越そうとしていることも奇跡です。


追記:去年の夏は、片手で足りるほどですが、セミナーやインテリアショップなど、あちこちに日傘を置き忘れました。だいたい、机の下の物置みたいになってるところとか、レジの脇にちょこっとぶら下げ、そのまま忘れて帰るパターンです。
その傘をスーパーのショッピングカートにぶら下げっぱなしで帰ったこともあり、その時はさすがに、「戻ってこんやろう」と思いながらダメもとでサービスカウンターで聞いたら、「お預かりしてます」とお姉さんスマイル。
親切なお客さんか店員さんのどなたかが、カートにぶら下がってた日傘をサービスカウンターに預けてくださったんですね。心あたたまる。

その傘は母が使ってたものなので、無くなると残念だったのです。こんな私のことなので、「カタチあるものはいつか別れる」と少しだけ覚悟してますが(ホンマかいな)、やっぱり母が使ってた日傘だもの、無くしたくないです。
追記、長!

2012年2月28日

30オンナは日々挑戦

冬の寒さに完全にノックアウトされてます。

影響を受けていることは、たぶん書き出すと続々と出てくると思いますが、冬さんの影響度ランキングベスト3位以内に位置しているのが

「洗濯物」

です。


乾かない。

真夏なら、午前中に干したものはお昼過ぎには乾いてるし、昼過ぎに洗って干しても夕方にはカラッカラ。
太陽って素晴らしい。

ところが冬は、朝イチで干しても夕方まで待ったところで、また冷たい。
おかげで毎日わが家は洗濯物パラダイスです。

のれんの代わりに洗濯物、みたいな。

おまけに、洗濯物干すときも手が冷たくて、ジンジンします。そのせいにして、最近洗濯する回数がグングン減ってます。真夏に「洗濯する回数多すぎ?」と憂う時期がありましたが、全く心配いりませんでした。冬に関しては。

しかも、いかに洗濯する回数を減らして生活できるか、限界まで挑戦するようになってしまいました。
30オンナ、これでいいのか。

まあ、いいか。

写真は幸せの苺。

2012年2月24日

シング ア ソング

今朝は、思わず楽しませていただいた。

通勤電車でのこと。

今、私はラッシュの時間帯を微妙に避けて通勤しているので、かろうじて、電車で座れるのです。

今日座った席の両隣はおじさまでした。
私の左のおじさまは、会社の同僚とおぼしきおじさまと何やら楽しそうに会話をしている。
私の右のおじさまは、iPadを広げて忙しそう。

右のおじさまのiPadの画面をさりげなくのぞいた私。(失敬!)
なにやら、会議のレジメを作ってるっぽい。

んで、私は本を取り出して読書タイム。

すると、なにやらうめき声のようなものが、どこからか聞こえてくるではないですか。
いえ、どこからかというより、明らかに私の右に座ってるおじさまから発せられているのですが。

うめき声のようなものは、よく聴くと歌声でした。さらにそのおじさまをジロジロ(失敬!)見ると、イヤホンつけてる。

ああ、やっぱりか。歌ってるんか。

でも、歌というより、お経のような、しかもちょっと苦しそうな感じに聴こえる。

で、またジロジロとおじさまを見ると、相変わらずiPad片手にすごく機嫌良さそうに、歌っている。

もうね、私の左のおじさまなんて、2人してクスクス笑ってましたもん。私だって、その空間に誰か知ってる人といたら、やっぱりクスクス笑うと思うもの。

歌声は微妙に大きめのボイスで、おそらく半径2、3メートルの人には聞こえてると思う。

私たち聴衆に聴かせてくださっているのかと錯覚してしまいかねないボイス。

でも、非常に残念なことに、苦しそうなお経のように聞こえる。英語の歌っぽかったけど。

そんなソングを間近で聴いていたので、私は本に集中するのに、けっこう時間かかりました。

そんなおじさまを観察するのは少し楽しくもありましたが、それでもやはり、歌は、ご自分のお部屋でお願いしたい。



再会

私は本当に、よく物を落とす。
最近、特に。

ピアスなんて、キャッチがついてないものは、かなりの確率で落として無くしてしまう。
だから、キャッチがついていないピアスにも自分でキャッチをつけるという自衛策を取っているのだけど。

たまに、うっかり自分を過信すると、面白いくらいに、そのピアスを無くしてしまうから、なんかもう笑える。

ピアスは、ピアスホールに通すので、
それでもまだマシなんです。

難易度が高いのがイヤリングなんです。
自分で買う時はイヤリングは買わないですが、愛すべき私の伯母は、若かりし頃につけていたというイヤリングを時々、姪の私に贈ってくれます。

イヤリングをピアスに替えることもできなくはないのだけど、素人の私には難しいので、とりあえずイヤリングのまま使う。

そして、時々ハッと思い出したように、私の耳たぶを触り、イヤリングの無事を確認する。

今日は、夜になり、賑やかな街を歩いていた時に、右の耳たぶが一瞬軽くなったので、「うわー!イヤリング落ちた!」と思い、耳たぶ確認をすると、やっぱり無い。落ちた。

夜の街で、それほど大きくないイヤリングを探そうにも、見つからないので、しょんぼり歩き出す私。
心の中で、ピンクのイヤリングに
サヨナラを言いました。

そして数時間経ち、帰宅して、カバンをあけ、中身を次々に取り出すと、無くしたハズの右耳につけてたイヤリング発見!
この嬉しさといったら、もう。

でも、また懲りずにイヤリングつけて無くす気がする。

ゴールドの丸いピアスは、パーツを買って自分で作った(と言えるのかな?)もの。
もう、何回も片方を無くして、パーツを買いに行き、また制作して、また無くす。

それでもなんでも、アクセサリーをつけるときの喜びは、ちょっと言葉にできない。

2012年2月12日

エリザベス

カボチャに包丁を入れる時、私には思い出すエピソードがあります。

今から10年前、ワーキングホリデーで訪れたオーストラリア。
基本的には、グレハンと呼ばれていた長距離バスで町から町を移動していたのですが、パースという町からアデレードという町までは、インディアン・パシフィックという寝台列車を使いました。
そしてアデレードに着き、バックパッカーズとよばれる安い宿で、「メルボルンまでガソリン代をシェアして一緒に行く人」を募集している人に出会いました。

彼は、オーストラリアで安い中古のフォルクスワーゲンのワンボックスカーを購入し、ガソリン代をシェアして、一緒にオーストラリア国内を旅する人を募っていたのです。

そして、私を含め3人の同乗者が見つかり、ドライバーの彼を含め4人でアデレードからメルボルンまで旅をしました。
メルボルンに着くと、次はメルボルンの南にあるタスマニア島という島を一緒に旅するメンバーを募集しました。そして新しい仲間が加わり、一行はタスマニア島へ。

タスマニア島の旅を終え、メルボルンで別れた面々は、その後もメルボルンの街が気に入り、それぞれの見つけたバックパッカーズに泊まっていました。
時にはちょっぴり喧嘩し、時には困難にぶつかり、信じられないほどきれいな景色の数々を見て、1周の予定がトラブルもありタスマニア島を1周半もしたらさすがにちょっと意気投合したのか、その後も時々なんとなく集まって、メルボルンのあちこちへ一緒に出かけました。

ある時、私がバックパッカーズでくつろいでいると、その彼らがやってきました。
「ちえちゃーーーん!これで料理作って~」と、めちゃくちゃデカいカボチャを持って。

なんでも、メルボルンのエリザベスストリートというストリートに、大きなカボチャが落ちていたらしく(近くにマーケットがあったので、おこぼれかも?)、彼らはそのカボチャに「エリザベス」という名前をつけていました。

「エリザベス」の他に、スーパーで買ったという鶏肉も提げていて、鶏肉を甘辛く煮てほしいというリクエストがありました。

当時、そんなに料理の得意でなかった私は、とりあえず砂糖と醤油でなんとかしようと試み、あんまり彼らが期待した一品にはならなかったことを、うっすら覚えています。

「エリザベス」は、どう料理したのか覚えていませんが、とても立派なカボチャで、道に落ちたショックからか、パックリ割れていました。

ちなみに、メンバーが入れ替わり立ち替わりしながら、アデレードからメルボルン、タスマニア島をそのワンボックスカーで旅をし、ドライバーの彼とはその後シドニーで偶然再会し、シドニーを出る時に別れたのが最後です。

今夜私はカボチャを料理したので、「エリザベス」のことを思い出したというお話でした。



おんなのこと、うみ


むかし、
うみのちかくにすむおんなのこがいました。

おんなのこの、おばあちゃんとおとうさんは、さかなやさんをいとなんでいました。

あさはやく、おとうさんがうんてんするトラックにのり、「せり」とよばれる、おさかなのデパートにつれていってもらったこともあります。

おんなのこは、おとうさんとおかあさんと、まだヨチヨチあるきの、おとうとといっしょに、ときどき、ちかくのうみへでかけました。

おんなのこは、うみべでかいがらをひろったり、いきものをつかまえたり
それはむちゅうであそびました。

かのじょのたからものは、なみうちぎわでひろった、まあるい、いろとりどりのガラスと、いろんなかたちのかいがらでした。


それから、おとなになったかのじょは、「イルカとおよぐ」ゆめをかなえるために、うみにもぐりました。

それは、オーストラリアというくにで、かのじょはたくさんのイルカたちとうみであそびました。
オーストラリアというくにのうみでは、おおきなウミガメやナポレオンフィッシュやサメと、であいました。かわいらしいクマノミや、いろんないろのイソギンチャクにもであいました。

かのじょが、いちばんきにいっていたのは、うみのなかから、かいめんをみあげたとき、はきだしたじぶんのあわが、きらきらとかいめんにのぼっていくけしきでした。


ずいぶんおとなになったかのじょは、いま、とおいむかしに、おとうさんとおかあさんにつれられてあそんだうみをよくおさんぽしています。

いつも、かのじょのじんせいには、うみがありました。

かのじょのゆめは、きれいなうみのそばでくらすことです。
まいにち、しおかぜにふかれながらおさんぽをして、ゆうがたは、うみにしずむたいようをみて、そんなふうにくらせたら、どんなにしあわせなのだろうと、おもっています。

そんなかのじょは、かんがえます。

せかいじゅうのひとたちは、
むかし、じぶんたちが、うみからうまれたことを、おぼえているのだと。
だから、なみのおとをきくと、なつかしいきもちがして、こころがしずかになるのだと。

かのじょが、うみにひかれるのも、やっぱり、ちゃんとりゆうがあったのでした。


2012年2月11日

冬さん

たぶん、毎年こんな感じなのだと思います。

冬の初めの頃(11月〜12月)は
「寒いと言っても、あんまりたいしたことないかも。私、寒さに強くなったのかしら。」と勘違いをします。

1月あたりから
「私、寒さをなめてました…ね?」と薄々感じはじめ、

2月になると、くじけそうになります。
このあたりから「これは暖かくなってからやろう。」と先延ばしをすることもチラホラ出てきはじめ、

3月になると
「もう、無理です。寒いの無理です。冬のない地域に住みたい。冬、無理。」などとかなり弱音をはきます。
三寒四温もこの頃で、暖かくなったとぬか喜びしたら見事に裏切られ「まだ薄着は早かった(号泣)」という痛い目に遭います。

そして4月になり、暖かくなり、夏が来て秋になり、冬が始まるとまた「あれ?もしかして私、寒さに強くなった?」からスタートします。

もう、本当に南国に移住したほうがいいのではないか。

とりあえず2月になり、冬さんが本領を発揮しまくっているので、くじけそうになっている今日この頃です。

2012年2月9日

人生

この間、探偵ナイトスクープで

「あなたの人生を漢字一文字で表すと?」という依頼を取り上げてました。
多くの人の「あなたの人生を漢字一文字で表すと?」と調査してほしい、という 依頼だったと思います。

大阪駅前や(天神橋筋?)商店街など、おなじみの場所で、道行く人に、松村探偵がインタビューして、色紙に「漢字一文字で表した、人生」を書いてもらっていました。

感謝の「感」や、
辛い人生だったけど、辛い時期があったからこそ今の自分がいる。だから「楽」(←たのしい)や、
長年連れ添った伴侶との人生は、漢字一文字で表すとまさに「夫」とか、
いろいろと興味深かったです。


さて、私もその時考えてみました。

数秒考えて
「これしかない」と思い、
「でも、こんなのいやだ」と思い、
しかしやっぱりこれに尽きる。

「嵐」です。

…泣いたほうがいいですか?

まあ、私のこれまでの、半世紀にも満たない人生を振り返ると、まさにこれなんです。

ほんっと、いつも「全力疾走フルマラソン完走できずじまい息切れ人生」でしたが(笑)、
それでも楽しい人生でしたよ、うん。
特に20代なんて、めまぐるしくてものすごい大変でしたが、そのかわりにエキサイティングで刺激的でした。

ミソティーンも半ばになり、ようやく「全力疾走フルマラソン」から
「ジョギング、時々ウォーキング」くらいになってきました。

もう、全力疾走フルマラソン、無理。

と書いたものの。
これまで常に全力疾走フルマラソン(ただし、完走はできない)してきた人間が、
そんな急に「ジョギング」レベルまで落とせるのかしら。
私のことだから、あやしい…。

ですが、確実に体は正直に年を重ねているので、
たぶん頭が全力疾走したくなっても、
哀しいかな、体がついていかない気がする(汗)

まあ、頭と心と体が、まだアンバランスではありますが。

エキサイティングで刺激的な人生より、
日の当たる縁側でウトウトとお昼寝するくらいスローリーな人生がいいです。
(おばあちゃん的人生、万歳)

ゆっくり歩くようになると、今まで見過ごしてた、道端の小さな花なんかにも目がいくんですね。
そうはいっても、多分まだまだ「嵐」ですが、それでもご機嫌に、日々を刻んでいきたいのです。

2012年2月7日

コツ

コツは、チカラを抜くことです。

そして、そのコツは、かなりオールマイティだと思います。

スポーツにしかり。
人間関係にしかり。
仕事にしかり。

(↑しかり、の使い方合ってるんでしょうか)

かつて、お料理1年生だった私は、どうしてもフライパンを片手で振って食材を宙返りさせることが出来ず、1人暮らしをはじめたばかりの8年前くらいはものすごく苦手でした。

(今の私は、お料理何年生なんだろう)

ものすごく苦手なくせに憧れていたので、台所でおそるおそる挑戦するも、3回のうち2回くらいはフライパンの食材が床にベシャッ!という、なんとも悲しいストーリーだったのです。
床だけならまだしも、そういう時って、たいていコンロのまわりとか、コンロとシンクの隙間とかにもぶちまけるんですよね。その後の掃除を想像するだけで震えます。

加えて書くと、包丁で野菜を切る時の「にゃんこの手」も出来ませんでした。
「にゃんこの手」にすると、切りにくくてしょうがない。逆に危なっかしい。

そして、人生が積み重なりました。

いつの頃からか、気づくと「フライパン宙返り」が出来るようになっていて、「にゃんこの手」もいつのまにか出来ている。

こわごわと、肩にチカラが入っていたころは、どう頑張ってもできなかったのに。チカラが入っていたからできなかったんですね。

もう、フライパンの食材を床にぶちまけることも、ほとんどなくなり、野菜の千切りなんて、楽しいとさえ思える。

あ、千切りは好きで、きっと頼まれたら延々と千切りしちゃうくらいですが(延々と千切りを頼まれるシチュエーションが無いですが)、みじん切りはものすごい苦手です。

もし誰かにみじん切りを頼まれたら、「みじん切りではなくて千切りではダメですか?」と交渉するかもしれません。
自分のためのオムライスやハンバーグの玉ねぎは、決まってうっすーいスライスです。
みじん切りは、まな板の上でパラパラ散らばる上に、それをかきわけて「みじん切りした部分」と「これからみじん切りする部分」をいちいち分けないといけないのが、実はとても面倒だと思っているのです。

スライスなら全然苦ではないんですが。みじん切りの、ばらける感じと、それらを集める作業が、私にはまどろっこしいのだと思います。

そんな私は、玉ねぎのみじん切りについては、タモリ切りを何人かにすすめられましたが、実は採用していません、あまり。
でもまあ、散らばり方はマシですね。
人参のみじん切りをした時の散らばり感がけっこう嫌で、ばらけた人参たちを集めながら「私はみじん切りが本当に苦手だ」ということを再確認させられるくらいのものです。


これからも、極力みじん切りを避けて生きていこうと思います。

ちなみに愛用の包丁は、
ずっとヘンケルスです。


写真は本日購入した玉子。
話題とまったく関係なし!

2012年2月6日

続きものには要注意

スティーブ・ジョブズの伝記が発売されて割とすぐに、近所の図書館で上下巻ともに予約したら、つい先日、下巻が準備できたと連絡をもらいました。

しまった、上巻から順番に借りる方法で予約しとけばよかった。


実は、順番予約というシステムがまだ導入されていなかった頃、江國香織の左岸と辻仁成の右岸(✭文末にちょこっと説明)を同時に予約したことがありました。

で、忘れた頃に、まずは辻仁成の右岸が準備できたと図書館からの連絡。
ふと、「なんか、どこかで、左岸から読むことをおすすめします」って書いてあったよな」と思い出し、手にした右岸を読みたくてたまらないのを我慢して、いったん返却し、左岸の貸出連絡きてから右岸を予約し、結局、左岸→右岸の順に読んだことを覚えています。

このふたりのストーリーは「冷静と情熱のあいだ」でハマり、右岸左岸の大長編はかなり楽しみでした。

生まれて初めて、小説を読みながら涙が止まらなかった経験をしたのが「冷静と情熱のあいだ」でした。

右岸左岸シリーズは、まわりくどいけれどいったん右岸を読まずに返し、左岸を借りてから、きっちり右岸を読み、それはもう、じっくり味わいました。

で、今回のジョブズの伝記。
やっぱり、ジョブズの子ども時代や不遇の時代から読み進めたいよなあ。

というわけで、また読まずに返却→上巻読んでからまたリベンジという順でいきます。

はあ~、我ながらめんどくさい性格だわ。

✭右岸、左岸…幼馴染の2人の男女を主人公に、男性側は辻仁成が「右岸」で描写。女性側は江國香織が「左岸」で描写した物語。


イメージ

最近、会社で時々私は

「Fさん、コーヒー好きそうなイメージじゃない」と言われます。
ほんの時々ですが。

なんでも、コーヒーより紅茶のほうが好きそうなイメージなんだとか。

私は、年を重ねるごとにコーヒーが好きで好きで、カフェイン断ちを何度かしたこともあるけど、全然続かないし、そもそも大好きなものを飲めないストレスで、カフェイン摂取ゼロより体に悪そうだったので(都合のいい言い訳ですが)、カフェイン断ちはしなくていいよと自分に許可しました。

20代の頃は、一日に5杯くらい飲んでた時期もありましたが、今は、飲みすぎないように気をつけてます。多くて一日2杯くらいかな。

そんなコーヒー大好きな私が、見る人によってはコーヒー好きそうに見えないというのが、いまいちピンとこない。

だけど、お酒に関しては、人から見たイメージも納得できる。
お酒は強くなさそうに見えるんだとか。
たしかに。

お酒は梅酒と白ワインと一杯目のビールが好きです。マッコリも。

今はお酒を飲まなくなったので、ほろ酔いになることもなくなりました。


2012年2月4日

たたかうオンナノコ

デパ地下グルメの空間に足を踏み入れると、女子女子女子。
ピンク、ハート、女子。

私はここ数年、休戦状態です。

がんばれ、オンナノコ。

2012年2月2日

悪夢のダメージ VS 心踊る通勤路の威力

一時期に比べると、ずいぶん減ったんですよ。
悪夢を見る回数が。

今はひと月に一度見るか見ないかくらい。

体の疲労とストレスにも若干比例しているのでしょうか。

今朝は、5時にパチリと目が覚めました。
最近5時とか6時にスッキリ覚醒するんですが、まだ外は暗いし、寒いしで、布団から出る気、全くなし。

すると、1時間ほど経つと眠ってます。
今朝もそんな感じで、二度寝したら、その二度寝で、ものすごい悪夢を見てしまい、あまりに悪夢すぎて精神を消耗してしまいました。
そしたら、いつもムックリ起き出す時間にも起きられないくらい、消耗してました。

まあ、そんな悪夢でも夕方には「あれ?どんな悪夢だったっけ?」という感じなのですが。

最近、お気に入りの通勤路を発見し(心踊る通勤路と命名)、皆が出勤する経路から1人すっと離れ、上らなくても全く良いエスカレーターをウイーンとご機嫌に上り、ワクワクしながら空や山やガラスやレンガを見つめて歩いています。
ここだけの話ですが、マフラーの下で、実は口元がニヤリとしながら、毎朝歩いてます。
マフラーの季節じゃなくなっても、ニヤリがおさまらなかったらどうしよう。

そんな、いつもより5分ほど多めの、ご機嫌通勤タイムを味わってます。

ほんの5分程度のご機嫌タイムを心ゆくまで味わうために、毎朝きっちり起きたい時間に起きるようになりました。
心踊る通勤路のチカラ、すごいです。

心踊る通勤路で撮った写真たちを紹介します。


2012年1月29日

30オンナ、消耗から復活へ

昨日の夕方近くから、なんだか猛烈に眠い。

夕方には図書館に行って、海のお散歩したかったんだけど、
とにかく眠くて、お散歩は見送った。
借りてる本の期限が迫っていたので、かろうじて図書館は行く。

今日は、8時に起きたものの、ずっと眠くて
ほとんど用事がはかどらない。

お昼を食べたあとに、辛抱たまらずお昼寝することに。
お昼寝、最後にしたのはいつだっけ。

床にブランケット敷いて、毛布かけて電気消して、おやすみなさい。

3時間くらい寝てました。
すごい悪夢で、うんうんうなされ、呼吸も苦しくなりながらの、お昼寝。
そんなしんどいお昼寝でも、脳と体が少し休まったのか、今は覚醒してます。おかげさまで。

今月は勤務時間が今までより1時間のびて、
おまけに忙しくて、頭も体も疲れてたんだな。

しばらくは、土日のどちらかは、予定を入れないで、体をゆっくり休めるモードでいきたいな。

というわけで、覚醒したので、やっと本題にとりかかれる。
でも、もう夕方ですけど!
今日もお散歩はお見送り。
さっき外出たら、分厚い雲がかかってたけど、今日はどんなサンセットなのだろう。

用事しながら、買い物もいかなきゃ。

昨日はすごく気に入ったネイビーのチノパンを買いました。
細身で、きれいにはけるイメージ。
会社のドレスコードがある程度決まってるので、デニムは休みの日しかはけなくなっちゃった。

昨日撮ったお気に入り
目覚めのコーヒー
これも昨日のお気に入り
昨日、ひさしぶりにはいたデニム
Instaの人に教えてもらった蝋梅