2012年4月30日

一度耳にしたら脳裏に焼きついて離れないことば



ハムストリング。



ちなみに「加圧トレーニング」は
「カーツトレーニング」だと思っていました。

カーヴィーダンスのような類のものかと。

走らないランナー

あなたは遭遇したことがあるだろうか。

走らないランナーに。

そもそも「走らないランナー」って、なんでしょう?

なにを隠そう、私がその「走らないランナー」なのである。


どうしてそんな奇妙なネーミングなのかというと、
パッと見るとランニングしている人のスタイルに見えるのに
ランニングどころかジョギングもしない、
ただの「歩いている人」だからです。

そしてそれも、本当にランニングをしている人から見たら、きっと詰めの甘いスタイルなんだと思います。

第一、「走らない」ので、厳密にいうと(厳密にいわなくても)紛れもなく「ランナー」ではありせん。

詐称にあたりますか。

この「走らないランナー」は、主に砂浜に出没します。
奇跡的に早起きできた時は、早朝の海。
休日は夕方近くの海で目撃されます。

冬の海は、いろんな鳥が波打ち際でたそがれていました。
冬が終わると、彼ら(彼女ら)は一斉に姿を消し、季節がきちんとめぐっていることを肌で感じます。

主に波打ち際をサクサクと歩くので、実はスニーカーを通じて靴下もちょっと濡れます。
この海にはランナーやジョガーがたくさんいますが、その方たちは砂浜ではなく、砂浜から少し離れたコンクリートを走っています。
私は人が極端に少ない砂浜を好んで歩きます。

いつかランナーになる日が来るとしたら、「砂浜ランナー」もいいかなと妄想しています。
(たぶん砂に足をとられて体を痛めてしまうと思います。これはかなわぬ夢でしょうか)

ランナーになる前に、5年後くらいには軽いジョギングくらいは、していたらいいかな~と思っています。でも、飽きっぽい私のことなので、ウォーキングすら続くのかどうか、かなりあやしいです。
とりあえず、家の近くに「思わず歩きたくなる環境」があるかどうかは、モチベーションを維持するのに大きく影響すると思います。

海辺を歩くのは、ほんとうに幸せです。

2012年4月27日

腑に落ちる

今朝、通勤途中でのこと。

いつも、だいたいの人が信号無視して、さっと渡る横断歩道がある。
私は、よほど急いでいない限り信号が変わるまで待つのだが、言い換えると急いでいる時は私も信号無視してます、ということ。
同罪なのである。
大きな顔はできない。

で、今日は、その横断歩道が見えてきたところで、人だかりができていた。
誰一人として信号無視せず、信号待ちをしているので、信号待ちの人で溢れかえっていた。

そこを渡る人の10人に8人くらいは信号無視してさっと渡るので、珍しいこともあるもんだと、人だかりの後ろに私もならんだ。

そして信号が変わり、歩き始めると、
向かいに警察官が二人、同じくこちらに歩き出したのが見えた。二人とも長い警棒を携えて。

みんながお行儀よく信号待ちをしていた理由があまりにわりやすくて、思わずニヤリとしてしまった。

1人くらい、うっかり信号無視して、警察官に怒られてもおかしくなさそうなものだけど、そんなあわてんぼうもいなかった。

そんな朝のワンシーンをお届けしました。

2012年4月21日

再会の喜び

昨日の帰りの電車でのこと。

私は、椅子に座って本読んでおり、
その隣には、男の子(大学生くらい?)が立ってました。

電車は、とある駅に到着し
乗客が乗ってくる。

私はずっと本を読んでいたのですが、隣で

「おい!林!?」という声。(←「林」だったかどうか、もう名前忘れたんですが、いちおう林ということで。)

しかし、林は
 「?」と、無言。

その、声をかけた男子は、さらに続けて
「俺、俺!」

林は不審げに
「・・・・誰?」

そこで私は顔をあげました。
これ、人違いやったらめっちゃ面白いと思って(笑)

不審げな林とは裏腹に、その彼は
「俺、俺!加藤!(←彼の名前はきれいさっぱり忘れてしまったので仮名で加藤としました。)

林「あ!あ~~~~~~~~~。加藤か!」
加藤「そうそうそう!久しぶりやな!」
林「なんなん!?めっちゃ変わったやん!
加藤「おまえも変わったな!」
林「え!?なにこれ!こんな奇跡的なことあるん!?」
加藤「な!俺もびっくりしたわ!」
林「ええええ~、俺ら最後に会ったん、いつやったっけ?」
加藤「小学校以来」
林「うおおお~」

思わず、心の中で微笑ましくなりましたよ、来月でアラフォーになるお姉さんは。

ちなみに林君によると加藤くんは「めっちゃ声変わった」らしく
加藤君によると林君は「めっちゃ背がデカくなった」らしいです。

奇跡的というくらいだから、彼らの出身はこの地ではないのかもしれない。
お互い、どこかの町から京阪神に引っ越してきたとか?

そういえばサラリーマン川柳の入選作で
ひさしぶりに会った友人に声をかけるも、名前を思い出せないまま別れを告げるというシチュエーションの作品がありました。

私は、さらに「あの人、誰やったっけ?顔は知ってるけど、どこの誰だか全く思い出せない」というシチュエーションが増えました。記憶力、絶賛急降下中です。

2012年4月9日

穏やかな人を激怒させるほどの

オーストラリアに住む人は、広大で温暖な土地柄、おおらかで穏やかな人が多いと聞いていた。

私が過去に出会ったオーストラリア人も、そのイメージからはかけ離れてはいないように思う。

そのおおらかで穏やかなオーストラリア人を、私は怒らせたことがある。

私の英語力の拙さがどの程度だったかを伝えるのに、この時のエピソードを時々用いたこともあった。


それは、オーストラリアを訪れて間もない頃、オーストラリア人の男性(でっぷりしていたように思う)に道を尋ねた時のこと。

確か彼は、私の地図を「どれどれ」というように覗きこんで、こう言った。

「We are here」と。

その言葉が早くて聞き取れず、私は

「pardon?」と聞き返した。

すると彼はまたこう言った。

「We are here」

たぶん、地図も指差していたんだと思う。

それでも聞き取れずまた私は

「Sorry?」と聞き返した。

そのやり取りを何往復したのか忘れてしまったが、私はついに彼を怒らせてしまったのだった。

彼がものすごい大きな声で、恐ろしくゆっくり、地図の、ある場所を指しながらこう言った。

「ウィィィィーーーーーー!

アァァァァーーーーーー!

ヒアァァァァーーーーーー!(怒)」と。

そこで私はハッと気づいた。

「We are here」って言ってたんや…と。「今、僕たちがいるのはここ」と教えてくれてたんです。

そんな簡単なことを何度も何度も聞かれて、さすがに腹が立ったのだろうと思います。つたないなりにも、このニホンジンは一応英語で道を尋ねてきたのに、なんでこんな簡単なフレーズを繰り返し言わせるんだ?と思ったのではないでしょうか。

その当時の私からすると、
日本語の「ありがとうございます!」を「あざーーーっす!」と言われるくらいの感覚でしょうか。ホンマに早くて聞き取れなかったんです。

それにしてもこわかった。
彼の手からうっかりカメハメハが出てもおかしくないくらいの勢い。

いえ、それ以前に、怒らせてごめんなさい。

今日会社で、なにやら英語で話しかけられて、聞き取れず「Sorry?」と言ってみたものの、それでも聞き取れず、あろうことか笑ってごまかしたのです。なんとも情けなく、コミュニケーションも不全感が残る。

重要な会話ではなく、給湯室ですれ違った時の些細な会話なんですけど。

ちなみに外国人が理解に苦しむ、日本人の不可解な行動に

「わからない時に笑ってごまかす」

というのが、いつの時代もかなり上位にランクインしていたと思います。

オーストラリアでの苦い経験から早10年。また中学校レベルから英会話を学ばなくてはいけないかしら、と思っている今日このごろです。

ちなみに語学力は想像力でもあると痛感します。頭ガチガチだと、少々ツライものがあります。

ええ、私のことです。