2012年3月2日

メカニズム

私は、発見したような気がする。

私が物をどこかに置き忘れる、そのメカニズムを。

今日、急いでご飯食べて(出先で)、出かけた先の化粧室で歯を磨き、ササっとお化粧直して、髪の毛もほどいて結び直し、暑くて外したストールを首に巻き、「よし」と、その場を去ろうとしたその時。

いつもは、そんなふうに、バタバタと何も気に留めず、その場を立ち去ってたんだな、私は。

化粧室を出るまであと一歩、てとこで、ふと「ん?」と気になって、洗面台に目をやると、そこにはポツンと私の歯ブラシセット。

こういう、ツメの甘さ。
抜かり。

なるほど。

日傘とか、ハンカチとかは、いくつも無くしてるのだけど、たぶん最後の確認が抜け落ち、そこにポツンと置き去りにされてしまったのだろう。

日傘やハンカチたちは、どんな気持ちで、持ち主の後ろ姿を眺めてサヨナラを告げたのでしょう。

たぶん、このツメの甘い感覚は、直せる類のものではない気がするのです。
その感覚を今、ここでうまく表現できないのがもどかしいです。

そんな私にとって、今年も手袋(数年前に奮発して購入した)が両手揃って冬を越そうとしていることも奇跡です。


追記:去年の夏は、片手で足りるほどですが、セミナーやインテリアショップなど、あちこちに日傘を置き忘れました。だいたい、机の下の物置みたいになってるところとか、レジの脇にちょこっとぶら下げ、そのまま忘れて帰るパターンです。
その傘をスーパーのショッピングカートにぶら下げっぱなしで帰ったこともあり、その時はさすがに、「戻ってこんやろう」と思いながらダメもとでサービスカウンターで聞いたら、「お預かりしてます」とお姉さんスマイル。
親切なお客さんか店員さんのどなたかが、カートにぶら下がってた日傘をサービスカウンターに預けてくださったんですね。心あたたまる。

その傘は母が使ってたものなので、無くなると残念だったのです。こんな私のことなので、「カタチあるものはいつか別れる」と少しだけ覚悟してますが(ホンマかいな)、やっぱり母が使ってた日傘だもの、無くしたくないです。
追記、長!

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