2011年12月15日

口紅事情

実は、口紅を買うことは今の私にとっては、かなりエネルギーが必要とされること。

20代のころは、ケサランパサランというブランドの、ある色を愛用しており、たぶん10年近くリピートし続けたと思う。

今は、お財布事情的に、も少しチープなものを使っているのだけど。

口紅は、ブランドや色味、質感などをある程度自分の中で決めておかないと、売場で大変なことになる。

今は、まさにその状態。

だいたい、LOFTかCOLORFIELDみたいな、いくつかのブランドの化粧品が売られているところに行くのだけど、まず、どこのブランドのものにしようか、迷う。

そして、次に、色味で迷う。
ピンクベージュ、ナチュラルブラウン、ヌードベージュ、ナチュラルピンク…。口紅って、口紅の色と自分の唇にのせた色が違うので(唇本来の色と口紅の色が合わさり、その人の“色”になるので。このあたりは香水と種類が似てるかもしれない。)、テストしてみないといけなく、香水と同じで、一度にあんまりたくさんテストしてしまうと、もう訳がわからなくなる。だから一日にテストできる本数もあまり多くない。

となれば、何度も足を運ばなくてはいけない。

それに、ブランド・色味の他に、口紅には「質感」というものがあり、グロッシーなものや、マット、シアーなど、これまた種類がありすぎる。

以前に、このシーズンの手帳売場が苦手だと書いたけど、いろんな意味で、手帳より口紅のほうが、選ぶのに時間も労力も遣う。ああ大変。

そして、もう、次の口紅を買わないといけないじきになっている。
お化粧品を選ぶのはオンナの楽しみでもあるのだけど、今の私にとって口紅を新調する時は、実はちょっと気が重いのだ。

追記:オンナにとって百貨店のカウンターで、化粧品を美容部員の方に選んでもらうことは、とても幸せな時間だと思う。私にも、かつてそういう輝かしい時代がありましたな。もう少し年を重ねたころに、また。

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