2011年9月21日

つけたり、けしたり

街を歩いてると、本当にいろんな匂い、しませんか?

美味しいそうな匂いとか、
すれ違う時にフワっと香る匂いとか、
懐かしい匂いとか。

特に感じるのが、衣類につける香りです。ダウニーを、今やスーパーでも見かけるようになってから、日本のメーカーも柔軟剤だけでなく洗濯洗剤にまで、こぞって香りをつけてますね。


そんなにつけたがるのに。

先日スーパーのレジに並んでたら、「ん?」と、ある商品に目がいきました。

なんでも、食べ終わったお弁当箱にシュッシュッとスプレーすれば、帰る頃までニオイがしない(しにくい)というもの。

そんなものまであるんですか!?

一方では、せっせと匂いをつけ、
また一方では、せっせとニオイを消すんですね。
特に、体臭とか、やけに敏感になってませんか?
ニオイ消しを売りたい方たちが、これまた裏でせっせと頑張って謳っているおかげで、今や、ちょっと加齢臭がするとか、ちょっと汗臭いとかレベルも肩身狭くないですか?
(え?狭くない。それなら良かったです。)

とにかく、ニオイに踊らされて、匂いたいのか匂いたくないのか、もはやわかんなくなってますね。

ああ、そうか。
“個人的に”いい匂いは、いっぱい嗅ぎたいけど、“個人的に”タブーなニオイは、なかったことにしたいということですね。

うん、でも、私もわかります。

たまに、汗のニオイがすると自分じゃないかとクンクン嗅ぎ回る(?)し、人のイイ香りにも敏感に反応します。

もう、気づけば15年近くお世話になった香水は、生産が終了し、これを使い切ったらサヨナラです。
もう二度と会えないんですね、さみしいです。

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